ハチの家文学館

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古ノートの詩 5

2015年02月22日 13時54分53秒 | 

夜の静けさが                                                                                          忘れかけていた                                                                                     愛を 想いださせる

夜のメロディが                                                                                          官能的な                                                                                             愛を 呼び起こさせる

過ぎし日の                                                                                                 楽しいはずの                                                                                          想い出が

空しく                                                                                               さびしく                                                                                                                                 僕の前を通りすぎてゆく

1977(昭和52年).10.4 

この頃、仕事のない日に箱詰めのままになっている古いノートや旅の想い出スクラップなどを整理している。気まぐれな私を象徴するように、いろんなノートや紙切れに、詩や日記めいた言葉が綴られていた。

紙の色が黄色味を帯びてきた大学ノート。私としてはきれいな万年筆の字がならんでいた。1977.10.4 (1977.11.24浄蓮華院のノートに記す)楽久我記 と書いてある。

前妻を亡くして5年目のときで、新婚旅行で訪れた京都三千院を訪ねた夜、三千院裏の浄蓮華院に泊まった。そのとき書いた宿坊のらくがき帳が「楽久我記」で、数年前に浄蓮華院を訪ねて見せてもらったが、私が書いた年頃の数冊が見当たらずがっかりしたのを覚えている。

いい年をして、どこまで投稿していいものか戸惑いもあるが、恥をかくのは私だけ、生き様をありのままに書いてみたい。

 

 

 

 



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