夜の静けさが 忘れかけていた 愛を 想いださせる
夜のメロディが 官能的な 愛を 呼び起こさせる
過ぎし日の 楽しいはずの 想い出が
空しく さびしく 僕の前を通りすぎてゆく
1977(昭和52年).10.4
この頃、仕事のない日に箱詰めのままになっている古いノートや旅の想い出スクラップなどを整理している。気まぐれな私を象徴するように、いろんなノートや紙切れに、詩や日記めいた言葉が綴られていた。
紙の色が黄色味を帯びてきた大学ノート。私としてはきれいな万年筆の字がならんでいた。1977.10.4 (1977.11.24浄蓮華院のノートに記す)楽久我記 と書いてある。
前妻を亡くして5年目のときで、新婚旅行で訪れた京都三千院を訪ねた夜、三千院裏の浄蓮華院に泊まった。そのとき書いた宿坊のらくがき帳が「楽久我記」で、数年前に浄蓮華院を訪ねて見せてもらったが、私が書いた年頃の数冊が見当たらずがっかりしたのを覚えている。
いい年をして、どこまで投稿していいものか戸惑いもあるが、恥をかくのは私だけ、生き様をありのままに書いてみたい。
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