ハチの家文学館

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酒に纏わる諺

2016年11月30日 06時41分33秒 | 箴言

酒に纏わる諺は数多くあり、ハチの家文学館にも何度か書いている。

酒好きの私には、どの諺もなるほどと頷くばかりである。

* 酒が酒を飲む・・・酒飲みは酔うにつれて、その勢いでさらに酒を飲む。

* 酒と産には懲りた者がない・・・大酒を飲んだ後の苦しみやお産の辛さは大変なのに、もうやめたと言う者はいない。

* 酒と煙草は飲んで通る・・・酒と煙草は無駄なものであるが、飲んだために貧乏する者はないし、飲まない者がその分貯金して金持ちになることもない。短い一生のこと、酒も煙草も飲むだけ得というものだという酒飲みや喫煙者の言い訳。

* 酒は憂いの玉箒(たまぼうき)・・・酒は悩み事や心配事を忘れさせてくれる美しい箒である。 

* 酒に十の徳り・・・酒には十種の長所があると言われる。百薬の長、寿命を延ばす、旅行に食あり、寒気に衣あり、推参に便あり、憂いを払う、位無くして貴人に交わる、労を助く、万人和合す、独居の友となるの十徳のことを言う。昔から、人に酒をすすめる口実や、自分が飲むときの理由づけとして使われてきた。

* 酒は古酒女は年増・・・酒は新酒よりも古酒のほうが味に深みがあり、女は娘よりも爛熟した年増のほうが情愛がこまやかである。

* 酒は天の美禄・・・酒は天からの素晴らしい賜物だ。

酒に纏わる諺はまだまだあるが、この辺でやめておこう。

もうすぐ師走、忘年会のシーズン。現役時代と違って飲み会も減ったが、元職場の仲間や男の料理教室、製本教室の仲間との忘年会が4つ決まっている。体調を整えて飲みすぎないようにしよう。

 

 

 

 



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