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北陸辰口温泉まつさき旅館おんな3人旅

2018年05月25日 15時08分54秒 | ハチパパのひとり言

わが家のカミサン、親しくさせていただいているご婦人と女3人で、北陸辰口温泉まつさき旅館2泊3日の旅に出かけていて今日帰って来る。高齢男子の独居生活は気儘なようで不便である。

加賀平野を見渡す辰口丘陵公園に近い北陸の名湯辰口温泉のまつさき旅館は、明治の文豪・泉鏡花が幾度となく訪れた老舗旅館。温泉宿の「まつや」を舞台にお絹という女性を描いた短編『海の鳴るとき』にも登場している。辰口温泉は泉鏡花誕生の地でもある。

旅館のホームページには天保7年(1836年)創業。奈良時代に白山を開いた泰澄によって開湯され、多くの人が湯治に訪れた辰口温泉。室町時代の頃に手取川の氾濫によって源泉が埋没し途絶えたものの、江戸時代天保七年に当旅館初代・甚四郎が新源泉を発掘し「松崎旅館」を創業。文豪として知られる泉鏡花は文壇に入る前から幾度も逗留され、当旅館を舞台にした『海の鳴る時』を執筆。今では金沢の奥座敷として親しまれ、県内外の多くのお客さまから愛されておりますと書かれている。

とにかく女3人この旅館がお気に入りのようで、幾度か同じメンバーで泊まりに行っている。私も誘われたことがあるが、女だけのゆるりとした旅に邪魔してはいけないとお断りしている。

カミサンとは再婚して27年目、毎朝仏壇にお茶とお水とご飯をあげて、供花焼香も絶やさずしてくれている。この家のために一生懸命尽くしてくれるカミサンに偶には羽を伸ばしてもらいたい。亡き妻も亡き母もカミサンには感謝してくれていると思う。

 



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