http://soto.sblo.jp/article/44099411.html
「放射性物質を食べる光合成細菌」で検索すると、興味深い記事をたくさん見つけることができます。
『「光合成細菌&乳酸菌」で放射能浄化!』など、にわかには受け入れてもらえなさそうな発想でも、ポジティブにどんどん発信していくことが、復興に繋がると思っています。
最初から「そんなの無理」「できっこない」と思ったら、可能性はゼロですが、「いけるかも」と挑む姿勢がパーセンテージを上げていくのです。
もし太刀打ちできなかったとしても、責めはしません。最善を信じて尽くしたのですから。
最初から尻込みして何もしなかったら、改善のしようもありません。
史上最悪の原子力発電所事故を起こしたチェルノブイリで凄いものが見つかった。なんと有害な放射線を食べて成長する菌が生まれていた。彼らは生き残るために、放射線を食べることを選んだのだ。
その菌はチェルノブイリ原子炉の壁に育っているのを、ロボットによって回収された。チェルノブイリはいまだに汚染から回復しておらず、人が入り込めるような環境ではないのだ。
回収された菌は豊富にメラニン色素を含んでおり、その表面を紫外線から守っていた。それはどの菌においても同じだった。
科学者は3種類の菌である実験を行った。通常、植物は葉緑素によって光エネルギーを吸収して成長する。実験では回収した菌に日光の代わりに、有害な放射線を与えた。すると菌たちは驚くことにこれらを吸収し、成長していった。
人間にとって放射線は有害なものだが、菌たちにとっては無害どころか有効なものとなっていたのだ。普通では考えられないことだ。
この発見は宇宙技術の前進に大いに役立つことになるだろう。宇宙は有害な放射線で溢れているため、メカニズムさえ解明できれば菌を無尽蔵の食料として食べることができ、そして他の惑星に移住する際にも頼ることができる。
チェルノブイリ原子力発電所事故は人類にとって深刻な被害をもたらしたが、有益な一面も見つけることができた。
まずは事態の収拾が急務ですが、少しでも可能性のあるものが見つかったら、これからも紹介していこうと思っております。