それゆけランサー！ 第四話

朝日が昇る気持ちいい夏の朝早く、ランサーは、芦屋の飼い主さんのお家の芝生の広いお庭で、寝転がっていました。すると近所のメスの子猫のメイちゃんがお庭に入ってきました。メイちゃんは、ランサーに近づいて、「おはよう、始めまして！」と言いました。ランサーは、「おはよう、どこからきたの？」と言いました。メイちゃんは、「数軒隣からよ！」と言いました。ランサーは、「そうなんだ、近くに住んでるんだね、君何歳？僕は2歳だよ。」と言いました。メイちゃんは、「私も2歳よ！」と言いました。そしてメイちゃんは、ランサーに突然キスをしてきました。ランサーは、少し驚いて、てれていました。2匹はしばらくお庭の芝生の上で、転がって遊びました。そうしているうちに朝ごはんの時間がやってきたので、ランサーはメイちゃんを連れて家の中に入って行き、レモン母さんに、「お友達ができたよ、一緒に朝ごはん食べていい？」と言いました。レモン母さんは、「いいわよ、どうぞ、可愛い御嬢さんこっちに来てね！」と言いました。そして、ランサーとメイちゃんは、タイガー父さんとレモン母さんとルンサーとレンサ―とロンサーとノンサーと一緒に朝ごはんを食べました。朝ご飯が終わると、ランサーとメイちゃんは、一緒に芦屋川沿いの芝生に行き、時を過ごしました。そして昼前にランサーは、メイちゃんとわかれて、お家に帰りました。そして、ぴょんぴょん遊びを芝生の上で200回して鍛えました。そして、昼ご飯を食べた後、ルンサーとレンサ―とロンサーとノンサーと一緒に遊びました。そして午後三時に、おやつを食べて、また遊びました。そして夕食を家族で食べて、平和な一日が過ぎて行きました。

それゆけランサー！ 第三話

ランサーとレモン母さんはお家に帰って、飼い主さんから夕ご飯を貰って食べているところにちょうどタイガー父さんが帰ってきました。ランサーの武勇伝をレモン母さんが、タイガー父さんに話すと、タイガー父さんは大いに喜び「偉いぞランサー」と言ってたいそう褒めてくれました。ランサーは、大変うれしくなって、「タイガー父さんありがとう！」と言ってタイガー父さんに甘えました。そして次の日、親子三匹で、芦屋川沿いの滝の茶屋まで歩いて登りました。滝の茶屋まで行くと、軽登山客でにぎわっていました。滝の茶屋のおばちゃんに三匹が、近づいていくと、「ま～可愛い猫親子だね」と言って、おでんをわけてくれました。三匹は「にゃ～にゃ～」とお礼を言って、有難くおでんを頂きました。そして川沿いで遊んでいると、野鳥が飛んできました。ランサーは、一緒に遊びたくて、野鳥に近づいて行きました。野鳥は川の魚を取って食べていました。それを見たランサーは、「野鳥さんお魚をわけてください」と言うと、野鳥はまた魚を取ってランサーにくちばしで渡しました。ランサーは。「野鳥さん有難う！」と言ってありがたく魚を食べました。暫くすると野鳥は空高く飛んでいきました。ランサーはそれを見上げて「すごいな～」と感動していました。その後ランサーたちは、川沿いで、日向ぼっこをして、そして、川沿いを通って、お家に帰って行きました。

それゆけランサー！ 第二話

タイガー父さんが、大阪に、悪猫退治の猫会議に出席の為出かけている間、優しいレモン母さんとランサーは、芦屋川下流沿いの芝生や砂地に行き、ランサーは、ピョンピョン遊びをしていたのであった。そこに犬が一匹やってきたのであった。ランサーが、「こんにちは！」と言うと、犬は、「僕、太郎っていう名前だよ！、君の名前は？」と言ってきました。ランサーは、「僕はランサーだよ、よろしくね！」と言って、犬に近づいて行きました。「飼い主さんはどこにいるの？」とランサーが聞くと、太郎は、「100メートルほど北側に座って日向ぼっこをしてるよ」と言いました。「じゃ～僕たちは、甘噛み遊びでもしようよ」とランサーが言うと、太郎は「OK!」と言ってじゃれあい始めました。数十分が過ぎ、太郎の飼い主さんが、太郎の近くに来て、「太郎、帰るぞ！」と言いました。太郎は、「ごめんね！もう帰らないといけないよ。お家は近くだからまた今度会えるだろうね、またね！」と言って帰って行きました。暫くすると、悪猫が、レモン母さんの近くに来てごちゃごちゃと言いがかりをつけていました。ランサーは、「レモン母さん大丈夫？」と言うと、レモン母さんは、大丈夫よ」と言って悪猫から離れました。すると悪猫が、レモン母さんをひっかこうとしたので、「危ないレモン母さん」とランサーが言ったので、レモン母さんはひっかかれずに済みました。そうすると悪猫はランサーに襲い掛かってきました。ランサーは、ひょいとかわしました。しかし悪猫は、「ガンブラー様のことを甘く見ていると承知しないぞ！」と言ってしつこくランサーにチョップや蹴りをしてきました。ランサーは、軽くかわしていました、しかしあまりにもしつこいので、「反撃するよ～」とランサーは、言いました。悪猫ガンブラーは、してみろ子猫と言ったので、ランサーは、「正当防衛だ！」と言ってランサーキックを悪猫ガンブラーの首におみまいしました！すると「ゴキッ」と音がして、ガンブラーの首の骨が折れました！ガンブラーは「いったいどうしたんだ、首が～」と言って倒れて芦屋川に転がり落ちました。そして海の方へと流されていき、沈んでいき、死んでいきました。ランサーはピョンピョン遊びで鍛えていたのでキックの力が、相当強力なのでした。ランサーとレモン母さんは芦屋の海の方を眺めて、「ランサー偉いは、タイガー父さんに似てすごい強いわね」とレモン母さんが言いました。「そうさやったね！ありがとう、正当防衛さ！」とランサーは言いました。夕方になってきていたので、「じゃ帰りましょうね」とレモン母さんが言って、2匹は飼い主さんの自宅に戻って行きました。

それゆけランサー！ 第一話

ランサーは、アメリカ合衆国のロサンゼルス生まれの黒猫である。
父猫は、タイガー、母猫は、レモンと言う名前である。
兄弟姉妹は、ランサーを入れて5匹であり、残り4匹の名前は、ルンサー、レンサ―、ロンサー、ノンサーである。
ロサンゼルスの富豪の主に飼われていたが、富豪の都合により、日本の兵庫県芦屋市に在住の日本人に飼われることになり、猫家族全員で、ノースウエスト航空で、日本にやってきたのであった、ランサーが2歳の時である。
ランサーは、アメリカ生まれのアメリカ育ちであるので、英語を、理解し、ある一部の人間と英語で話せるのである、またアメリカにいたころより、近所の日本人とよく遊んでいたので、日本語も理解できて、これまた一部の人間と日本語でも話せるのである。
芦屋に来てからは、ランサーは、強いタイガー父さんと、優しい、レモン母さんと兄弟姉妹と仲良く元氣に、芦屋川上流や下流沿いで遊び、すくすくと育って行ったのであった。
タイガー父さんは非常に強く、悪猫どもをやっつけその強さは、芦屋市のみならず大阪から神戸市全域にまで広がっていたのであった。
タイガー父さんは、ランサーを強い猫に育て上げる為4本の足で飛び跳ねるピョンピョン遊びを、ランサーが、2歳のころには、500回連続でできるよう鍛えられていたのである。ピョンピョン遊びが終わるといつも、優しいレモン母さんに、ランサーは甘えて過ごしていたのであった。