今日で9月も終わり
毎月末に書いてる気がするが、明日10月からまたいろいろと値上げが始まるようです。
ささやかな自衛で油を何個か買っておこうかどうしようか。
昨日、図書館の「不滅のワイルズ」という電子書籍を読んだ。
内容をざっといえば男子高校生の白血病再発の闘病記(ブログで発信)
夢も希望もあった高校生活の途中で再発した病、究極の選択を突きつけられた後に死を受け入れ、たった
17歳でこの世を去っていった。
とても聡明な子で自分の病状を冷静に見極め、どれ程の葛藤や絶望感、無念だったことか。
両親のあとがきで涙が止まらなくなった。
数年前ある講習会で、医療関係者や医療系の学生に話を聞く機会があり、その中にもやはり高校生の時
白血病に罹り、余命宣告を受けたが助かったという経験を淡々と語ってくれた子がいた。
私は耐えられなくて泣いてしまったが、その場にいた医師も涙ぐみながら、学生にエールを送っていた。
たぶんあの場にいた50代の医師は、同じ年ごろの子を持つ親としての立場で、意図せず感情があふれた
のかもしれない。
もう6~7年経つが、あの学生は医療者として元気に仕事しているだろうかと、ふと思い出した。