還暦川柳 （全国老人施設協議会・もうひとつの成人式）
（２０１３年作品）
優秀賞○「イクジイを 目指すも我が子 まだ未婚」鈴木冨士夫作（６３）
（「イクジイ」は積極的に孫の面倒を見る祖父として注目されていて、３０代の長男と長女が結婚していない鈴木さんは「友達が孫の話をするとうらやましく、近いうちにいいことが起きないかなという願いを込めて作りました」）
○「大事なら しまうな二度と 出てこない」 富田満作（６５）
（高齢者になると大切な物をしまっても、その場所が分からなくなる）
○「『先逝くな』妻がすかさず『先どうぞ』」
（２０１２・１・９作品）
○優秀賞（「お～いお茶 よんで自分で いれに行く」）
○同窓会 片思いですみ 大正解
○もの忘れ ふえて夫婦の 会話増え
○年きかれ ジョークで言ったら ボケにされ
（２０１１年作品）
○優秀賞「夫婦（めおと）風呂、還暦過ぎれば エコのため」札場靖人作（68歳）
（色っぽい話はなくなっても、仲のよさがうかがえる川柳に、会場からは笑いと拍手が起こった。）
川柳部門で入賞したほかの9人の作品は、
○（「徘徊の 疑惑晴らしに 犬を連れ」 松下彰作、（自分の老化を嘆くもの）
○「一度観た ドラマと気付く 終わる前」 林善隣さん、ほか）、
○（「妻からの トゲを抜くため 行く巣鴨」岡部晋一作、（夫婦や家族関係を詠んだもの）
○「口で言え 女房メールで 「ゴハンです」」柴垣衛一作、
○「主夫デビュー やるなら元とれ 妻が鞭」島根勝利さん、ほか）
○「遺言に 死んだら葬式 出せと書く」（野嵜則彦作）
（2010年作品）
○〈ときめきが動悸（どうき）にかわる古稀（こき）の恋〉。
○〈掛けてきた年金実は賭けていた〉○
○〈日本発武士道にない派遣斬（ぎ）り〉
○〈敗戦国興して老後報われず〉
○〈カラオケで美声聴かせて入れ歯落ち〉
○〈置き場所を思い出せない備忘録〉
○〈角が取れ丸くなるのは背中だけ〉
○〈遼君のスイング真似（まね）て腰痛め〉
○〈定年前の肩書き言うな居酒屋で〉
○〈買った墓地嫌いな奴（やつ）の相向かい〉
○〈新婚と思って老々介護する〉
○〈補聴器が老妻の愚痴ひろってる〉
○〈老妻とダジャレの応酬日々楽し〉
○〈婆（ばあ）さんや茶柱立って何がある〉
○優秀賞は、冷めた視線で
○〈喜寿祝い寿司（すし）に集まり我（わ）れ孤独〉
○〈子や孫が無理はするなとこきつかう〉
○〈物忘れ嘆くな頭のダイエット〉
２０１２年全国有料老人ホーム協会「第12回シルバー川柳」20句
■日帰りで行ってみたいな天国に (71歳/女性/宮城県/無職)
■延命は不要と書いて医者通い (70歳/男性/宮城県/無職)
■紙とペン探してる間に句を忘れ (73歳/男性/千葉県/無職)
■三時間待って病名「加齢です」 (65歳/女性/新潟県/無職)
■目覚ましのベルはまだかと起きて待つ (71歳/男性/神奈川県/経営コンサルタント)
■起きたけど寝るまでとくに用もなし (73歳/男性/埼玉県/無職)
■年重ねもう喰べられぬ豆の数 (88歳/女性/兵庫県/無職)
■躓（つまず）いて何もない道振り返り(44歳/男性/群馬県/会社員)
■二世帯を建てたが息子に嫁が来ぬ(64歳/男性/神奈川県/会社員)
■改札を通れずよく見りゃ診察券 (46歳/女性/千葉県/主婦)
■遺影用笑い過ぎだと却下され (50歳/女性/愛知県/パート)
■アイドルの 還暦を見て 老いを知る」(54歳/男性/福島県/無職)
■味のない煮ものも嫁のおもいやり (57歳/女性/茨城県/主婦)
■年金の扶養に入れたい犬と猫 (68歳/男性/福岡県/無職)
■ガガよりもハデだぞウチのレディーババ(31歳/男性/千葉県/無職)
■女子会と言って出掛けるデイケアー (74歳/男性/千葉県/無職)
■ＬＥＤ使い切るまで無い寿命 (78歳/男性/京都府/無職)
■おじいちゃん冥土の土産はどこで買う？ (44歳/女性/島根県/自営業)
■忘れ物口で唱えて取りに行き (77歳/女性/福岡県/無職)
■指一本スマホとオレをつかう妻 (51歳/女性/北海道/パート)
（全国有料老人ホーム協会のＨＰより）
（２０１３年作品）
優秀賞○「イクジイを 目指すも我が子 まだ未婚」鈴木冨士夫作（６３）
（「イクジイ」は積極的に孫の面倒を見る祖父として注目されていて、３０代の長男と長女が結婚していない鈴木さんは「友達が孫の話をするとうらやましく、近いうちにいいことが起きないかなという願いを込めて作りました」）
○「大事なら しまうな二度と 出てこない」 富田満作（６５）
（高齢者になると大切な物をしまっても、その場所が分からなくなる）
○「『先逝くな』妻がすかさず『先どうぞ』」
（２０１２・１・９作品）
○優秀賞（「お～いお茶 よんで自分で いれに行く」）
○同窓会 片思いですみ 大正解
○もの忘れ ふえて夫婦の 会話増え
○年きかれ ジョークで言ったら ボケにされ
（２０１１年作品）
○優秀賞「夫婦（めおと）風呂、還暦過ぎれば エコのため」札場靖人作（68歳）
（色っぽい話はなくなっても、仲のよさがうかがえる川柳に、会場からは笑いと拍手が起こった。）
川柳部門で入賞したほかの9人の作品は、
○（「徘徊の 疑惑晴らしに 犬を連れ」 松下彰作、（自分の老化を嘆くもの）
○「一度観た ドラマと気付く 終わる前」 林善隣さん、ほか）、
○（「妻からの トゲを抜くため 行く巣鴨」岡部晋一作、（夫婦や家族関係を詠んだもの）
○「口で言え 女房メールで 「ゴハンです」」柴垣衛一作、
○「主夫デビュー やるなら元とれ 妻が鞭」島根勝利さん、ほか）
○「遺言に 死んだら葬式 出せと書く」（野嵜則彦作）
（2010年作品）
○〈ときめきが動悸（どうき）にかわる古稀（こき）の恋〉。
○〈掛けてきた年金実は賭けていた〉○
○〈日本発武士道にない派遣斬（ぎ）り〉
○〈敗戦国興して老後報われず〉
○〈カラオケで美声聴かせて入れ歯落ち〉
○〈置き場所を思い出せない備忘録〉
○〈角が取れ丸くなるのは背中だけ〉
○〈遼君のスイング真似（まね）て腰痛め〉
○〈定年前の肩書き言うな居酒屋で〉
○〈買った墓地嫌いな奴（やつ）の相向かい〉
○〈新婚と思って老々介護する〉
○〈補聴器が老妻の愚痴ひろってる〉
○〈老妻とダジャレの応酬日々楽し〉
○〈婆（ばあ）さんや茶柱立って何がある〉
○優秀賞は、冷めた視線で
○〈喜寿祝い寿司（すし）に集まり我（わ）れ孤独〉
○〈子や孫が無理はするなとこきつかう〉
○〈物忘れ嘆くな頭のダイエット〉
２０１２年全国有料老人ホーム協会「第12回シルバー川柳」20句
■日帰りで行ってみたいな天国に (71歳/女性/宮城県/無職)
■延命は不要と書いて医者通い (70歳/男性/宮城県/無職)
■紙とペン探してる間に句を忘れ (73歳/男性/千葉県/無職)
■三時間待って病名「加齢です」 (65歳/女性/新潟県/無職)
■目覚ましのベルはまだかと起きて待つ (71歳/男性/神奈川県/経営コンサルタント)
■起きたけど寝るまでとくに用もなし (73歳/男性/埼玉県/無職)
■年重ねもう喰べられぬ豆の数 (88歳/女性/兵庫県/無職)
■躓（つまず）いて何もない道振り返り(44歳/男性/群馬県/会社員)
■二世帯を建てたが息子に嫁が来ぬ(64歳/男性/神奈川県/会社員)
■改札を通れずよく見りゃ診察券 (46歳/女性/千葉県/主婦)
■遺影用笑い過ぎだと却下され (50歳/女性/愛知県/パート)
■アイドルの 還暦を見て 老いを知る」(54歳/男性/福島県/無職)
■味のない煮ものも嫁のおもいやり (57歳/女性/茨城県/主婦)
■年金の扶養に入れたい犬と猫 (68歳/男性/福岡県/無職)
■ガガよりもハデだぞウチのレディーババ(31歳/男性/千葉県/無職)
■女子会と言って出掛けるデイケアー (74歳/男性/千葉県/無職)
■ＬＥＤ使い切るまで無い寿命 (78歳/男性/京都府/無職)
■おじいちゃん冥土の土産はどこで買う？ (44歳/女性/島根県/自営業)
■忘れ物口で唱えて取りに行き (77歳/女性/福岡県/無職)
■指一本スマホとオレをつかう妻 (51歳/女性/北海道/パート)
（全国有料老人ホーム協会のＨＰより）