うろうろとする日々

日本の球技の会見

昨日ラグビーの大学選手権で敗れたほうの会見の記事を読んでいて、確かにバスケットボールなどもそういう人がいるなあと気になった。

会見で結構自分たちのやりたいことができなかった、というようなことをいうチームが多いと思う。

これが、外国チームの経験者などはちょっと違っていて、先日の女子バスケットの皇后杯の後のアイリスのヘッドコーチのインタビューなど、本当に過剰なくらい、サンフラワーズをリスペクトしていた。

もちろん試合後にチーム内で反省していただくのは結構です。しかし、会場や記録に残るメディアのインタビューで自分たちのことをいうのは、ちょっと今となっては幼稚な感じがします。自分たちは負けたことを潔く認めたほうが気持ちいいし、相手をリスペクトしたほうが、むしろ、自分たちはやるだけやったけど相手が上回っていたということじゃないかと。ちなみにこれはよく野球では言われていて、”あそこに投げて打たれたらこれはもうバッターをほめるしかないですね”とかよく言ってます。そういう意味では部分的に相手をリスペクトする習慣も出てきているのでしょうか。球技は間違いなく相手がいて、その相手とどちらが上回るかという関係によって成り立つものです。どうも勝利・敗戦にかかわらず自分たちのことしか言わない、というのは他者に対してのボキャブラリーが不足しているのかなと。それは日頃から日本のスポーツのコーチがチームを指導するときに褒めるより叱るというスタイルであることも影響が多いとおもってます。まずは指導者が相手をリスペクトしてみたらどうでしょうね。

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