うろうろとする日々

正しいのかな?(文春オンライン)

《左手は添えるだけ》登録メンバー12人のうち8人が片手に…女子バスケ選手が両手シュートからワンハンドシュートに切り替えた“納得理由” | 文春オンライン

この記事はどうなんだろうと疑問アリの記事でした。

まず第1に大きいのはボールの変更について触れられていないことです。

2004年ごろまでは女子も男子と同じ大きさのボールを公式戦で使っていました、これは大きな変更だったと思います。特に小さ目な選手には大きな変化だったでしょう。

また、この記事ではトムホーバスHCが女子の選手のワンハンドを勧めていないような書き方ですが、とんでもないです。宮沢選手や渡嘉敷選手、たしか間宮選手もみんなサンフラワーズでワンハンドに変えたのでは?吉田亜沙美選手も変えてます。林選手や本橋選手はそもそもがツーハンドで日本代表に入ってきた選手ですからまあそれでよしということでしょう。(二人とも大学を出ているので、日本代表に入ったの年齢的にはかなりあとでそこからの修正は難しいという判断もあったのでは)。宮崎選手についてはちょっとなぜ修正しなかったのかはわかりませんが、ツーハンドといっても彼女の打点はかなり高くて、山本選手などともちょっと違うフォームかなと思われます。

さらに、小生の考察では、やはり女子の選手への男性指導者のバイアスもあるような気がします。昔は男子の選手も遠くからのシュートはボースハンドでしたから、力の問題なんでしょうかね。

今のインターハイなどでフリースローのシュートのフォームなどを比較するとどうなってるのかは興味があるところです。さらに小学生から追っていくと指導の現状もわかるかもしれません。もしかすると、小学生の指導を行っている年代のひとなどにはボースハンド支持者が多いのかもしれません。

そういうことを気が付かせていただけたという意味ではいい記事だったかもしれませんが、ただし記事としてはいっぱい気分で書いた思い付きという感じかと。まあ文春オンラインの記事にナンバーWebのような気合の入った記事を期待するのも間違いなのですが、ちょっと気になったので。

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