そして、手術当日
さすがに前日の整復の痛みのおかげで夜はなかなか眠れずに、
寝不足気味で病院へ向かいました
予約時間の30分前に来いと言われたんですが、
前の人の手術が押して、
結局2時間程待たされた
さすがに寝不足で痛みに耐えながらの待合いの椅子での2時間はキツかったなぁ
もう麻酔する前にぐったりなったわ・・・
手術棟に連れて行かれて、
手術着に着替えて手術室へ
病院は違えども手術室ってのは相変わらず嫌な感じで、
何か生きて出られる感じがせん・・・
毎回そうなんやけど、
手術台に寝かされたとたんに恐怖心か
不安感か
何か知らんが足の震えが止まらない
看護婦さん「緊張してる
大丈夫よ
」
と優しく言われても震えは止まらなかった
その後、手術部が見えない様に幕で覆われて余計に心拍計は上がってたわ
そうこうしてる間に先生が来て、
先生「さぁそしたら麻酔するよぉ~
」
(今回は脇からの伝達麻酔で、脇の毛は昨晩剃りました
何か悲しかった
)
しばらく脇をぐりぐり探られた後、
ブスッ
針でぐりぐりぐりぐり
あ、そんなに痛くないわ
と思った次の瞬間
ビィッッンンン
左腕全体に落雷したかと思う様な衝撃が走った
その後、徐々に腕の感覚が鈍くなってきた・・・
が、手術するには感覚が生々しい
酒の飲み過ぎか
相変わらず麻酔の効きが悪いらしい
ゴン太「先生、まだ結構感覚有るで
」
先「う~ん、もうちょっと待ってみよう
」
待つ事暫し・・・
先「どう
」
ゴ「う~ん、微妙
」
そんな遣り取りを数回繰り返してたら、
先「よっしゃ
もう行こう
もし痛かったら言うてね、直接麻酔足すからね
」
ゴ「・・・はい
」
間もなく先生の先生みたいな先生が来ていよいよ手術開始
(どうやら指示を受けながらやるらしい・・・ゴン太は実験体か
)
見えてはないが、
どうやら腕を上げたり回したり、
折れた親指をぐりぐり回したり引っ張ったりしてる様だ
そうこうしてると、
手術には似合わない金槌やドリルが照明の反射板越しに見えた
あれはマキタか
HILTI か
色味的にはHILTIっぽかったなぁ
次の瞬間、
ウィッ
ウィッ
ウィィーーーン
音だけ聞いたら建築現場に居てるみたいやったわ
てか、その音聞いてから後の事はあんまり覚えてません・・・
多分フラッ
といったんかなぁ
気が付いたら終わってました
今まで一番酷いバレンタインデーになったわ
手術から一週間が経ってだんだん腫れが引いてきて、
ピンの出た部分が長くなってきた気がする
今回の事故で家族友人関係各位の皆様には、
大変ご心配御迷惑をお掛け致しまして申し訳御座いませんでした。
何より職場の皆様には、
欠勤により多大な御迷惑をお掛け致しまして大変心苦しく思っております。
誠に申し訳御座いません。