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ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 立ち話

2008-05-22 01:21:49 | よもやま話
松葉杖を突いて外に出掛けると、今まで会釈程度の顔見知りの人に
呼び止められることが多くなった。
みなさん驚きと心配の表情だが、一通り私の顛末を話したところで
相手の方の体験談に移る。
私とおっつかっつの年齢の人達だから怪我や骨折の話が多い。
長い時間、松葉杖で立っているのは辛いので短い時間の話しである。

エレベーターに乗り合わせた11階の同年輩の男性の話は、
雨の日にI店の前のツルツルした大理石の敷石でツルリと滑って、
庇い手無しに、後頭部から背骨から、凄い勢いで打ち付けたとか。
それが骨折になったか、病院に行って処置したのかどうかは、
エレベーターが1階に着いた時、左右に別れてしまったので、
残念ながら聞いていない。

立ち話の中でも、聞いて壮絶だと思ったのは、階段の上と下での話だ。
Aさんが階段のところで7段下のBさんと立ち話をして、別れ際に
「それでは どうも」と頭を下げて挨拶したら、
その状態のまま落下して、コンクリートに頭から突っ込んで行ったそうだ。
気を失ったのかどうかは聞いたのだろうけれど私の記憶には無い。
血だらけで救急車で病院に運ばれ、そのまま入院。

「半身が痺れてなかなか治りませんでした。12年前の話ですけれど。」
とAさんは控え目な笑顔を見せてくれたけれど、聞いてゾッーとした。

けっこう、その状況はある。
私も以前に階下の人と顔を合わせて、お辞儀をした時
頭から落下する恐怖を感じたことを思い出したので
他人事には聞けなかった。

みなさん、ご注意ください。
その階上に居る方は、深く頭を下げないように、
傲慢と思われても良いから、笑顔だけで済ませるように。
もしも頭を下げる場合は、手摺があったら確り掴まってからにするように。

もう一つは、中学のクラス会もあるので、友人に電話した時の事。
クラス会の出欠の事を話した後、
「私、3月に足を骨折したの。」というと、とても同情されたのは
良いのだけれど、そのあと
「私も足首を骨折したこと有るのよ。 足首をクルリと内側に返してね。」
(そ、それは私と同じじゃないの!)
「その時の骨密度が110パーセントで、よくもコレだけの骨折したって
 医者に言われちゃった。2回も手術して足にボルトが3本入っているのよ。
 もう、一生ボルトそのままで取らないの。」
「ええ~っ、 そんな~・・・」

うう、恐ろしい!! 私もウッカリすると・・・
そんな大きな骨折の可能性があったのだ。。
ほんのちょっとしたことが大きな事故になってしまうのだ。
ボルト3本の骨折! 負けたね~
でも、負けて良かった~! 
申し訳ないけど心からそう思ってまた反省した私でした。
友よ、ごめんなさい と内心の呟き。




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4 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2008-05-22 09:03:09
結構みなさん足のケガは経験があるのですね。

高齢になるとそのまま寝たきりになることが多いそうですから、足の強化には力をいれてます。

私はスキーで転倒、骨折ですが、足首の10センチくらい上のところから、それこそ竹をねじったように後ろを向いていたそうです。
運よく外科の先生のそばで転んだので応急処置をしてくれてソリで山からおろされました。
レントゲンで見ると複雑に亀裂が入ってゾッとしました。

あれ以来トラウマなのか、凍った道や雪道を歩くのがとても怖いのです。
手すりのあるところでは必ず利用しています。「転ばぬ先の杖」ですね。

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オールドレディーさんへ (ばーば)
2008-05-22 16:28:14
今回は、足の大切さをしみじみ感じました。
やはり事故にあわない一番の方法は反射能力の衰えた
身体を鍛えることですね。つま先をあげて歩く。 踵から着地して地面を踏みしめる。
事故を繰り返さないように治ったら今後は運動に励みます。
レディーさんのスキーで骨折も、私の心象では震度7クラスの激震のような気がします。 複雑骨折ですか! 骨折の後の環境が良かったのが救いですね。
凍り付いている雪道はもっと怖いです。
家でも外でも人の人情と、手摺の有り難さをタップリ味わいました。
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想定外?想定内? (うらら)
2008-05-24 11:42:05
何が起こっても不思議のない年代
親族、他人様の力添えがないと自己責任だけでは乗り越えられな我ら中期高齢者
でも大変な時期を乗り越えられたようでまずは一安心でした、ばーばサンのリアルな表現は我が身の如く、遠く福岡に居ても感動(×!)してしまいます
目まいや立眩みは日ごろの訓練で緩和されると聞きますので私も気を付けます
でも恐ろしい目に会った人が結構身近にいらっしゃるのですね~~益々他人事では無く戒めなくては…
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うららさんへ (ばーば)
2008-05-26 10:55:05
あらゆることが明日は我が身、と思わざるを得ない
年齢になりました。 私の骨折も、便利な場所にいるので、何とか自分でやろうとすれば出来るとは思うのですが、それだけでは自分の中に人間不信とか被害者意識とか、余計なものが生まれかねないので、ギブアップして人に助けてもらえる時は、手を借りました。 親戚であり親友でもあるTちゃんが週2回来てくれて、買い物掃除など手伝ってくれたし、孫は必ず金曜日から来て手助けしてくれました。
身動きが不自由なイライラはあるけれど「想定外」な骨折生活を送れました。 老眼で衰えた視力も事故の遠因になりますから、これからも油断大敵ですね~!
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