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福津市のごみ収集はおかしくない?

【ゴミ問題】またしても起こった自治会未加入者のゴミ投入拒否 事件 (No.191)

 2023年10月1日 1本の電話から、この事件を知りました。経緯は以下の通りです。
 福津市内の自治会を理由があって脱退した住民からの通報でした。今までプラスチック容器等の分別資源ゴミを投入できた当該地域分別収集会場に、住民が当日午前8:30頃に行くと、自治会長より「自治会未加入者のゴミ投入は拒否する。」と言われました。住民は「ゴミ収集は市の事業であって、自治会の行事ではない。突然のゴミ投入拒否は承服できない。」と反論しました。さらにゴミ投入をしようとすると、自治会長は、それを阻止する行動をとったのです。この事件は分別収集する当番の住民の前で起こりました。しかし誰も自治会長を止める人はいなかったそうです。
 任意団体である自治会が自治会未加入者の分別資源ゴミを投入を拒否する行為は不法行為との判決が2021年9月、神戸地方裁判所より出て、大阪高等裁判所でも、この判決を支持しています。(No.98,No.171をご参照ください。)当の自治会長は、自分の行為が不法行為であるとは知らなかったのでしょうか。もっとも知らなかったでは、この問題は済みません。何故ならそれは人の権利を侵害しているのですから。
 そもそも「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」や「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」では、家庭ごみである一般廃棄物の分別収集を含む処理は、市町村の責任としています。私たちは、福津市うみがめ課や関連部署がこれらの法律をキチンと理解し、責任を持って本事件を処理するよう強く要請していきます。
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