2018年12月中旬頃に、うみがめ課が行った地域分別収集のアンケート結果が、
ひょんなことから分りました。2019年6月の福津市議会のインターネット録画配信
を見ていましたら、戸田進一議員が「みんながつながる地域づくり」の一般質問の
なかで、アンケート結果について質問をしていました。市議会だよりにも、このアン
ケート結果についての記録がありませんので、質疑応答の要点のみを下記に記
すことにします。インターネット録画配信が現在も行われていますので、実名を記
しています。役職名は当時のままです。
戸田議員:市が依頼したごみ分別収集で自治会未加入者と加入者間でトラブルが
発生しているのであれば、市が積極的にトラブル解決のため介入すべきではな
いだろうか。アンケート調査で分った点を明確にしてくれ。
辻地域振興部理事:分別収集には未加入者・加入者に係らず誰もが行えることが、
望ましい。自治会はそれぞれのやり方があり、未加入者にも当番をしていただき、
資源ごみの搬入が行えるよう、市も考えたい。
花田地域振興部長:アンケートで評価した点は、平成12年度から資源ごみを16品
目に分けなければならないことから分別収集を自治会で開始した。その結果
分別することが定着した。問題は①高齢者のごみ搬入②地域住民の高齢化
③未加入者への対応と考えている。
戸田議員:アンケートでは全自治会の46%が自治会未加入者の資源ごみを拒否
している。市はこれをゼロにしなければならない。これに対して市はどう考えて
いるのか。
花田地域振興部長:自治会未加入者については、市としても苦慮している。分別
収集については、もう市と自治会で対応することはできないと考えている。第
三者例えば学校・企業の力をかりながらできないかを、もう一度アンケート調
査を自治会にしている。
結果:資源ごみ受け取り拒否の問題は、この時点から現在に至るまで、市役所が
具体的に問題解決するために行動したことはありませんでした。
福津市議会インターネット配信:2023年7月7日まで録画を見ることができます。