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福津市のごみ収集はおかしくない?

令和3年度福津市一般廃棄物処理実態調査の検証 (No.172)

 2023年4月20日、インターネットの環境省廃棄物処理技術情報に令和3年度一般廃棄物処理実態調査の結果が公開されていることを知りました。この結果は全国の市町村別に掲載され各市町村の数量比較ができるようになっています。福津市の結果はうみがめ課が算出した数量が、福岡県を通じて環境省に報告されたものです。福津市第二次一般廃棄物処理基本計画の数量があまりに不正確であったので、毎年うみがめ課の算出した結果を検証することを行っています。今年はゴールデンウィーク明けの5月8日に福津市総務課で、この実態調査に使用した資料一式を情報公開することを求めました。
 ところが、今まで二週間で情報を入手できたものが、今後は二倍以上の1ヶ月を要すと、公告もなくいきなり告げられ驚きました。今年の3月市議会で、情報公開条例が改悪されたとのことで、個人情報でない情報も一律最長1ヶ月後の公開とのことです。
 5月29日に、うみがめ課より入手した資料を基に、早速我々で各項目の数量を計算してみました。福津市の一般廃棄物処理実態調査結果のごみ総排出量は20,948tですが、我々の試算した結果では20,907tです。まだ41tも差があります。福津市第二次一般廃棄物処理基本計画(平成31年3月)のごみ総排出量は平成30年度まで、我々が試算した数量と一致しています。令和元年度のごみ総排出量差306t,令和2年度の同上差361tと比較すれば、差は小さくなっていますが、まだまだ許容できる程の差ではありません。
 また、細かく福津市一般廃棄物処理実態調査結果のごみ総排出量の各項目をみると、集団回収量の数量(600t)は、明らかに今回入手した資料のデータ(609t)と違います。単なる人的インプットミスだけとは考え難い本質的ミスがあるのではないかと思っています。


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