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福津市のごみ収集はおかしくない?

【速報】「広報ふくつ3月号」新設校の特集記事について (No.159)

 学校新設問題が急展開していますので、2週続けての速報です。
 2023年2月20日の福津市議会の3月定例会で、原崎市長が「福津市教育委員会が新設校について討議してきた経緯を”広報ふくつ”の3月号に掲載する。」と答弁していました。その「新設校の特集記事」が予告通り2頁~9頁に掲載されましたが、ご覧になられたでしょうか?どのように感じられましたでしょうか?
 私たちも早速内容の確認をいたしましたが、よく分からないので広報に書かれている問い合わせ部署(まちづくり推進室政策秘書係と教育総務課総務企画係)に参りました。分からない点を質問しましたが、明確な回答は得られませんでした。
分からないのは次の点です。
1.校地の選考基準はダブルスタンダードではないか?
 広報2頁の「竹尾緑地への中学校建設案の安全性および問題点を・・」と安全性を問題として竹尾緑地案を凍結したのに、竹尾緑地以上に安全性において問題がある宮司地区に小学校を建設する案(広報4頁)では、全く安全性について触れておりません。竹尾緑地案が凍結されるのであれば、当然宮司地区案も凍結するの当たり前ではありませんか。そもそも文科省は、小学校施設整備指針の中で、学校施設を建設する場合「地震、洪水、高潮、津波・・陥没、泥流に対して安全であること。」を最も重要視しています。それにもかかわらず福津市教育委員会・原崎市長は、この指針を蔑ろにして宮司地区に小学校を新設する計画を強引に推し進めようとしています。
2.選考基準「小・中学校9年間の連続した学びの確保」の必要理由はなに?:
 このことにメリットはあるのでしょうか?9年間同じ友だちと学び遊ぶことよりも、中学校では考え方や生い立ちの違った多様な友だちと出会い、お互いに価値観を認め、視野の広い人間になっていく方が子どもたちの将来にとってはプラスになると考えます。福津市教育委員会が優先すべき選考基準1位は学童・生徒が安全安心して学習できる快適な環境を創ることではないでしょうか。まさか「郷づくりへの影響」を最優先して考えているのでは、ないでしょうね。
3.福間南小学校の過密問題は解消できるのでしょうか?:
 この問題に、広報9頁の決定案では全く触れていませんが、いったいどうするつもりでしょうか?
 
 先月の2月17日(金曜日)19:38頃、福津市で震度2の地震が発生しました。震源地は神湊沖、西山断層の海底部の付近で、強さはマグニチュード4.3でした。西山断層は活断層で、今でも動いています。今回は軽微な地震でしたが、西山断層の最大地震想定はマグニチュード8.2で、今回地震のおおよそ70万倍の強さです。12年前におこった東日本大震災で石巻市立大川小学校の学童の約70%74名が死亡又は行方不明になった事例を思い出してください。大川小学校の校地は海岸から内陸部へ4km入った所に位置し、石巻市の津波浸水想定区域でもありませんでした。津波が川を遡上したのです。もし災害が起こった時、「想定外だった」など責任逃れの言葉を福津市教育委員会から聞きたくありません。
 福津市民の皆さまへ告げます。「あなたの大事な子どもたち・孫たちを、このような危険地域(宮司地区)に建てられた小学校へ、平気で送り出しできますか?」 他人事ではなく、自分の事として想像してみてください。

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