そのうち一歩

たくさん生きても世の中
知らないことばかり。
独り言をつぶやきます。

バッグパッカー アジアからオーストラリア④

2023-09-29 19:42:23 | 旅行
ジョホールバルで一泊しようかと思っていましたが、折角おじさんが案内してくれたのでこのままクアラルンプールを目指します。

ほぼ時間通り深夜12時にバスターミナルに到着。

TBSはクアラルンプールの長距離バスが集まる大規模のバスターミナルです。

終電もない深夜。タクシー乗り場に向かうエレベーター前には数人の男性が談笑していて、声をかけてきます

「タクシー」と言うので運転手なのでしょう。親切にエレベーターのボタンを押すと去っていきました。

恐怖はここからです。

エレベーターが到着すると薄暗い広場で、先ほどのタクシー運転手達が待ち構えていました。

「チップを渡せ。」
「タクシーに乗れ」
たぶんマレーシアの言葉で言いっています。

タクシーに乗るしか選択肢はないのですが恐怖で乗れません。
タクシーにはメーターも付いていません。

反射的に薄暗いタクシー乗り場から走って離れました。

街灯の下で至難に暮れていると、旦那さんを迎えに来た母子の車が停まりました。

心細さから車に近づき困った状況を女性に伝えると、察した女性は旦那さんに何か指示をしました。

しばらくすると、先ほどのタクシー運転手グループとは違う運転手を連れてきました。

その運転手に行き先までの値段まで聞いてくれました。

こうして無事に目的地に到着できたのですが…

深夜に行動する自分の甘さに猛反省です。

当たり前だから人を助ける。
この旅で何度もそうした援助を受けました。

旅先の助けてくれた人々に対してただ恐縮するのではなく、その当たり前の行為に素直に感謝を伝えました。

私も人を支援する仕事をするにあたり、見返りや感謝を求める気持ちになった時点でそれは間違っていると判断します。

支援する仕事を自分のやりがいとも考えたくはありません。

人を助けるのはただ当たり前だから。

人を愛するのもただ当たり前だから。

いたってシンプル。

それができている人達を尊敬します。

旅のご恩のお返しは、私がまた別な誰かを助けることとさせて下さいませ~😭
ありがとうございました!







夏の再来

2023-09-29 19:12:37 | 日記
昨日は用事で表参道に行きました。ついでにお散歩。

ボランティアで近くを歩いたのがもう3週間も前だというのに、その時よりも暑い^^;

太陽フレアの前触れだ…

この前見たばっかりの映画「ノウイング」を思い出しながら歩きました。

外苑の銀杏並木は…

もちろん黄色い気配もありませんね😁

ちょっとでも秋の侘しさでも感じたかったのですが気が早すぎました。

「ノウイング」で地球最後の時を家族で抱き合って受け入れる場面があって。

よく「人は死ぬときは一人」って言うけれど、みんな一人で死にたくないのだよね。

映画の場合は全員が同時に最後の時を迎える訳だから状況が特殊なのだけど。

私は妹に「お姉ちゃんは、死ぬ時にひっそり姿を隠す猫だよね。弱みを見せたくないでしょう」と言われたことがあったな。

若い頃はそんなに虚勢を張っていたのかな?恥ずかしいね💦

今も死ぬときは一人で静かに。
とは思っていますが。

逆に生きている今は、自分が感じた幸せを誰かに分けたいと感じているかな。

人を幸せにしようなんて神様みたいなことはできないけれど。

人の苦しみをなくしてあげようもできないけれど。






バッグパッカー アジアからオーストラリア③

2023-09-18 03:37:33 | 旅行
シンガポール、チャンギ空港から国境越えのバスに乗りマレーシア、ジョホールバルを目指します。

国境越えの順番は
①バスを降りてシンガポール出国審査
②バスに乗り込み国境越え
③バスを降りてマレーシア入国審査
④バスに乗り込みジョホールバルへ

バスの乗降を4回繰り返す必要があります。

結果から言うと最終的にジョホールバルまでのたどり着けた乗客は半分くらいでした。

私はチャンギ空港でバスを待っている時にマレーシア人のおじさんに話しかけられました。

私の理解力だと
「二人で行動しよう」
「一人が遅れたら運転手に伝えよう」

的な…どゆいみ??

国境が近づくとおじさんは
「今日は空いてるぞ。ラッキーだ」
「荷物は全て持っていけ。さもないと道に荷物が置いていかれるぞ」

とジェスチャーで教えてくれました。

言われるがままに①の出国審査のためにバスを下りると…

みんな走り出します!!

エレベーターなんて待たずにスーツケースを抱えて階段をダッシュする人もいます。

とりあえず、おじさんと共に走りレーンに並びます。

無事出国審査を終えるとまた走ります。

階段の上から見ると同じ様なバスがたくさん並んでいます。

私達を乗せてきたバスは降車した場所ではなく、移動して乗車専用場所で待機していたのでした。

おじさんがバスの運転手を見つけてくれたおかげで、また同じバスに乗車することができました。

周りを見渡すと乗客数人がまだきていませんが、5分くらいするとバスは国境に向かい出発します。②国境越えです。

現在、徒歩での国境越えはできません。乗車に間に合わなかった人達はどうしたのでしょうか😥

程なく③マレーシア入国審査のため、バスを降車します。

先ほど手順は学んだので、またおじさんと走り出します。

ところがおじさんはマレーシア人なので自国のレーンへ。
私は外国人のレーンへ。

私は今おじさんに見放されたらバスさえ見つけられない!!

と不安いっぱいで入国審査を済ませると…

なんと、おじさん待っていてくれました😭

入国審査は出国審査より時間がかかります。

おじさんと共に階段の上からバスを探すと下界はカオスでした…

自分の乗ってきたバスを探して叫ぶ人。

乗り遅れたのか違うバスに乗せてくれと現金で交渉する人。

連れが来ないから出発しないでくれと運転手に頼む人。

バスから投げ捨てられたらスーツケース。

スーツケースは置いていってあげる方がたぶん親切です。このままバスと共に行ってしまったらバス会社まで取りに行かなければならないから。

こうして④最後の乗車をし、周りを見渡すと乗客は最初の半分程になっていました。

ジョホールバルに到着すると、おじさんはクアラルンプール行きのバス乗り場に案内してくれました。

急いでお水を買って汗だくのおじさんに渡すとおじさんは神々しく去っていきました。

どっと疲れましたが、実はこの国境越えを今度は逆からすることになります。

そして次回の国境越えは、見事にバスを乗り過ごしカオスに飲み込まれていくのでした…


お茶でも飲んで

2023-09-17 19:29:42 | 日記
最近色々あったなー

たぶん10年分くらいの色々があったかな。

それは大袈裟かww

色々は捉え方によって良くも悪くもなる気がします。

よく人は、良いことがあったら「ラッキー」と喜びます。

でも良いことが起こったのは偶然じゃないと思っています。

日常での自分の行いに対しての結果が「ラッキー」であったり「アンラッキー」になると考えています。

そうすると「ラッキー」はただの偶然的な小さい幸せではなくなります。

自分への対価だと思えると「ラッキー」は必然的で自分への自信になり大きな幸せに感じます。

逆に「アンラッキー」なことが起こると、自分は何か心違いがあるのではないかと考えます。

良いことも悪いことも自分が起こしていると思っています。

面倒くさい考え方だけど…😅

考え方は千差万別です。色んな捉え方があれば面白くなっていいかな。

お茶でも飲んで…

凝縮されたこの一ヶ月を振り返ろ😊


バッグパッカー アジアからオーストラリア②

2023-09-16 18:27:57 | 旅行
飛行機を予約したのは2022.10。
コロナの影響からやっと航空業界も通常に戻りつつある頃。

航空券の値段に驚いていました。

そんな中Scootが比較的安くて定期就航していたのでScootに決めました。

日本のワクチン接種証明は各国の入国アプリの申告で必要となりました。どの国もかつての手書きの入国カードではなく、接種証明を入国申請に含めたアプリが必要となっていました。
アメリカ入国でいうエスタのような感じです。
スマホとwifiがないと厳しいと感じました。。

あとは国際免許証を取得してきました。結果レンタカーの値段も爆上がりしていてオーストラリアでしか車を運転しませんでした。


カードはプライオリティパスが付いてくる楽天カードです。でもパンデミック中に撤退したラウンジも多くシェムリアップでは使えず、シドニーでも限られた店でしか使えませんでした。

ATMカードはワイズにしました。アジアも割とキャッシュレスが進んでいます。今回はATMにカード飲み込まれ事件に遭遇したのでスマホで口座の凍結が一瞬でできるこのカードは有り難かったです。

あとはAKASOのGoPro擬きのアクションカメラを用意しました。一万円くらい。

服は上3着下2着。ヒジャブ、ドレスコード用にワンピース1枚。サンダル、タオル、ブランケット、虫除けシーツ、虫除け、トイレットペーパー、チェーン鍵、歯ブラシ、日焼け止め、コンタクト用品など。

日本でグラブのアプリを登録しておきました。Uberタクシーのアジア版で国が変わっても使えました。

だいだいこんなに装備でまずははチャンギ空港に到着しました。


このままバスでジョホールバルを目指します。陸路での国境越えです。
今は歩いて国境の橋を渡れなくなってしまったそうで残念です。

次回 国境越えはカオス