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Dementia

それは突然やってくるっ!気付いた時にはっもう遅いっ!痴呆をぶっとばせっ!痴呆、認知、アルツ、ボケ、闘い日記

時間間隔が、ズレてくる

2020-07-28 13:12:01 | 認知症との闘病日記
若い頃、特に学生の頃は、昼夜逆転した生活の経験がある方も、多いはず。
多くは無いのかもしれませんが、少なくとも、私は、ありました。

日々友達と、夜中遊んだりして、日中は、眠くて爆睡したりと、ほんと昼夜逆転生活が、
続いた事があります。

社会人となると、仕事で徹夜しても、眠る暇なく仕事をまたして、休日は、爆睡なんて事も
有るかもしれません。私はありました。

しかし、普通の日常生活で、夜中の2時や、3時に人が来たり、電話が掛かってくるなんて事は、
迷惑な話だなんて思いますよね。

でも、それが自分の親から夜中に電話が掛かってきたら、何事かと思うじゃないですか?
何かあったに違いないと、出ますよね。

でも、電話内容は、今じゃなくてもどうでも良い事ばかり、そんな事が、増えてくる。
時には、実家と私の家は、同じ町内なので、近いのですが、夜中に、お菓子持ってきたなんて
言って、やって来る事もありました。

こっちも眠くて、怒る気にもなれず、もう今日は遅いしこんな時間だよと、言うと、
そうやな、ほな帰るわと、あっさり帰る事があったりしました。

もちろん、家まで送っていきました。

自分では、何で、こんな時間なのかは分かっていないんだと思います。
むしろ、眠くないんだろうか?なんて思っていました。

それから、しばらくして、そういう事が、ある時は、日中居眠りしている事が良くある事に気付きました。
日中の昼寝が長くなれば、長くなるほど、夜中の行動が多くなるし、恐らく徘徊も始まります。

なので、昼寝するのは、少しぐらい良いと思うのですが、出来るだけ昼寝の時間は、長くならないように、
日中、起きているようにして、夜眠れるような環境を作るのが、重要です。
夜徘徊などが、出てくると、それこそ大変な事になります。

少しでも思い当たる人が、自分の近くに居るなら、こっちも寝不足で身体がもちませんので
注意して環境を整えてあげて下さい。

揉め事ガ、増えていく

2020-07-27 14:02:13 | 認知症との闘病日記
日々の日常や、仕事の生活環境で、トラブルや揉め事が、ある事が有ります。
仕事上では、特に、業者さんや、お客さんなど、係る人が多くなるので、大変です。
まぁ日常でも、大変な事はありますが。。。

長年のお付き合いしている人で、仕事でも、個人的友達としても、とても、仲が良い人が居たのですが、
ある日、父が、「俺の事を、悪く言いふらしてる、あいつは!」と
普段は、あんまり人前では怒らないんですが、かなり怒っていました。

話を聞くと、仲の良い人が、悪口を言ったみたいで、怒ってる感じでした。
まぁ、そんな事も、長年付き合ってると、有るんじゃないかと思っていたので、直ぐ仲直りすると、思っていましたし、
正直何度かそういうのも見てきているので、気にしていなかったのですが、今回は、異常なほど執着している感じでした。

それも、裁判沙汰にしてやると、弁護士に相談してやる。と言っていました。

話を詳しく聞いてみた所、理由は、非常にしょうもない事で、それだけ?ってな感じでした。
それで、裁判沙汰?弁護士?

本当に、電話したらしく、弁護士の方から、電話がありました。
丁度父が留守していたので、私も親しい方なので、少し話を聞きました。
弁護士の方も、正直困っていたようで、本当にこの理由で訴えるの?やめた方がいいよ、てな感じでした。
私もそんな揉め事は、して欲しくないし、行動がおかしい事を話したうえで、なんとか断るようにお願いしておきました。

その後も父は、執拗にその話を進めようとしていましたが、私が先手を打って色々根回しをしていたので、
上手くいかないので怒っていました。

訴えられる側の友達も、こんなんで別れるのは嫌やけど、ちょっと親父さん最近おかしいんちゃうか?と、
言われて、私は、何かかおかしいのは分かっているけど、何をどう証明するのか?って所が難しいし、
それを人に言って信じてもらえるか?どうか?って所が難しいんです。

こうやって、もめ事が増える事によって、そう思う人が増えていくんだなと思う。
そして、人も離れいく。。。
周りが気付いた時には、もう本当に遅いんです。

数か月ほど後には、そんな事も忘れたように、何も言わなくなりました。
むしろ、何時また思い出して同じ事をするのか?と心配ではあります。

結局、この時、裁判沙汰には、ならなかったけど、友人は一人失いました。
その後、違うトラブルは、どんどん増えていきます。

あまりにも、何時もとは違い、異常な執着があるようであれば、時に揉め事等は
大変な事になるので、注意が必要です。

そういう話をしている時は、違う人の話や、違う話に、うまく話をコントロールしてあげるのが、
大事です。その事を出来るだけ早く忘れさせてあげましょう。

怖い薬

2020-07-24 17:13:32 | 認知症との闘病日記
歳をとると、身体のあちこちが悪くなるなんて事をよく聞きますが、
父も同様に、あちこちと身体を悪くし、病院通いをしています。

高血糖、高血圧や肝臓と色々あり、中でも、糖尿病は、インスリンを投与しています。
薬の量も多く、朝、昼、晩、食前。食後、就寝前など正直私でも覚えきれない。

あまりにも多いので、一度、薬を全部各主治医に見せてダブってないか見てもらったら?
と言ったことがあり、案の定、薬が結構減ったことがありました。

まぁ、それでもまだ多いんですがね。

そして、インスリンは、血糖値を下げるので、しばらくぼーっとした感じの所をよく見ることがあり、
大丈夫か?と尋ねると、
返事あったり、なかったりと、まちまちでしたが、いかんせん何を言っても頑固な父なんで、
座ってるん分には問題ないかとそっとしておきました。

でも、私もずっと見ているわけではないので、知らない間に、インスリン投与後に、出かけたり、
車にまで乗ったりするので、ぼーっとしている時は、安静にほしいと言いましたが、例の如く
言う事は、聞いてくれませんでした。

そして「ぼーっとした時は、血糖値が下がったからや、だから飴舐めて、血糖あげてるんや」と
言ってました、薬の意味がねぇ~なんて思いました。

認知症と周りが気付いてからは、薬を一人で飲ますなんてありえないんですが、
周りが気付いてない状態での薬の管理はとても怖い。

正直父のような場合は、薬を何回も飲んだり、インスリン投与した後に、
また投与したりしていた事が、正直ありました。
それに気付いた時から、私は、薬を飲む時は、出来るだけ身近に居るよう心掛けました。

そんな不安定な状態で、車に乗ったりして、事故なんてと思うと、恐ろしくなりました。
ニュースでも最近はそういう事が、とり上られてきましたが、
当時はまだ、認知症なんて、話題にもなっていませんでしたので、周りが気付くのも遅いと思いました。

認知の疑いがあるのであれば、持病など薬を服用しているなら、必ず管理が必要です。
父の様な、言う事聞かないタイプであっても、
知らない振りしながらでも影でサポートする事が必要です。

結果的に、取越し苦労であったとしても、経験上、
何かあってからでは、遅いです。
注意してあげてください。

壊れていく記憶

2020-07-17 12:26:31 | 認知症との闘病日記
父の仕事場は、仕事柄、毎日人の出入りが激しいです。
お客さんは、もちろんの事、業者さんも多く出入りします。
仕事の案件は、多種有り、1つ1つ違いはありますが、似たような案件が重なる事も良くあります。

ここに、AとBの仕事が、有るとします。
私もそうですが、1つだけ、仕事してては、間に合わないので、持ってる仕事はどんどん進めていきます。
AとBの仕事が、よく似ていましたが、まぁ日常茶飯事ですし、それが仕事なんで問題無く進めます。

しかし、時に人は、勘違いもするし、間違いもするかもしれません。
そう、1回や2回、いや、それ以上、私も失敗はありますから、失敗して覚えてきました。

ですが、その間違いに気付くと、その間違いは、その仕事に関しては、間違いを正せば、問題無く進むはずです。

しかし、父だとAとBの仕事が、新たなCの仕事として、混ざってしまうという事があったり、
更に、DやEへと増えたりする事が増えてきました。

ん?と気付いた私は、これはAなので〇〇さんの分で、こっちのBは、△△さんの分だと教えます。
すると、「あぁそうやったな」と理解してもらえる時もあれば、
「お前が間違ってる」と怒られたりします。

色々と記憶が、ごちゃごちゃになっていくのでどんどん悪化していきます。
家庭内の要件事なら、仕方ないの一言で終われそうですが、
仕事上は、お客さん、業者さん等、色んな人が責任持って関わっているので、そうはいきません。

父は几帳面なので、メモや日誌を付けているので、それを見て確認したら、と言ってはみたものの、
書いてる事が、すでに間違えているので、更にややこしくなります。

「ワシはきっちり手帳に記録とってるんや、間違ってるわけが無い!」

それが、間違ってるんだけど、と思いながら、
後で、お客さんや、業者さんへフォローを入れる日々が増えていきました。

仕事以外でも、色んな話が混ざったりしていますが、
別に害は無いので、おかしなこと言ってるな、と問題ないです。
時には、そんな昔の事良く覚えてるな。って感じで、もの凄く細かく覚えている事もあります。

これがまた、やっかいで、人にこういう話すると、
「何いうてるねん、よう覚えてはるし、ボケてへんで」と言われる事がよくありました。

まるで、私が悪口言ってるみたいな感じで、酷く言われた事もありました。

でも私が、1日で一番近くで長く居るからこそ、おかしい事に気付くんだと思いました。
私以外の家族でさえ、気遣いてない事は、言っても信じてもらえない事にも、気付きました。
家族が気付き始めた頃には、もう遅いんですがね。

話によると、記憶は1本の線みたいなもので、繋がっています。
しかし、その線が、途中で途切れたり、枝分かれしたりすると、色んな記憶が壊れていき、
また壊れた記憶そのものが、新たな違う記憶として線が出来たりするそうです。

子供の頃の思い出などが、もの凄く覚えてたり、最近の記憶が、無茶苦茶だったりと
人によって異なるそうです。

しかし、病気では無ければ、途切れてる記憶も、本来の1本に修復も可能ですが、
病気だと修復は難しいようです。
そこが、問題なんですね。

周りに、記憶がおかしいとか、言ってる事がなんか違う人のことじゃないの?と
思う人が居たら要注意です。




日々物が増えていく

2020-07-16 12:22:48 | 認知症との闘病日記
私の父は、物を人から借りるのがすごく嫌いだ。
必ず自分用のものを買います。
持ってるものを人にあげたりは良くしますが、その分また買いなおしたりします。

それから、何でも揃っていないと絶対ダメ的な感じですし、予備も無いとダメらしい。
まぁ消耗品のストックなら分かりますけどね。
仕事場用、自宅用、田舎用、お出かけ用、それから予備等と物が多いのは昔からなんですが、更に度が過ぎる増え方をします。

自分でも自覚があるようで、「あれどこに置いたかな?すぐ忘れるわ、歳とったわ」とか言っています。

「最近、良く物覚えが悪くて困るわ、すぐ忘れるわ」とか言う人ってよくいますよね。

特に父は、それを自覚しているので、手帳に記す事を良くしていました。
もともと、字を書くのが好きで、毎日業務日誌等、未だにPCでは無く手書きで手紙なども必ず書きます。
しかも筆ペンや万年筆で!
それは全然良いことだと私は思っています。
達筆で字が上手いのですが、お客さんからも、褒められたりしてますが、時には達筆すぎて私には読めなかったりしました。

そして、毎日、日記のように手帳を記してはいるのですが、日程はもちろん、業務や約束事や私事、その日にあったこと等、ぎっしり書いています。
しかし、書いた事を忘れたのか?手帳がある事を忘れたのか?

手帳が増えていきます。

最初の頃は、私も何で何冊もあるんだろう?と思っていましたが、昔から書くのが好きな父だし手帳もぎっしり書くから書き足らないのか?
なんて思ってたり、してましたが、日々増えていくので、ん?なんかおかしくない?

父になんで手帳がいっぱいあるの?と聞くと「手帳をすぐ失くしてしまうんや」と言っていました。

それから日々色んな物の数が増えていきます。ハサミがなんと20本以上机の中にあったりしました。

自覚ありで物忘れがが多くなり、周りに、同じものがどんどん増えてきたら要注意です。