食堂なまえ＠喜多方

旅の思い出は食の思い出。

…といっても、今回はグルメツアーというほどでもなく。
蛇足ですが、やっぱりグルメの本場は北海道ですね。


さて、喜多方の知名度は全国的に知れていますので、
温泉街のような観光地を想像していたのですが、
ラーメンの文字をとれば、全国どこにでもある普通の田舎町。
なぜこの地が全国的に有名になったのかとホント不思議です。

ですが、この界隈だけで１２０軒ぐらいラーメン屋があるらしい。
人口比率にしても、密集率にしても、他の日本三大ラーメンの地、
札幌、博多を越えているかも知れませんねぇ。。。

で、ココでの御定番はレンタサイクル。
駅前のお店が副業でやってる感じ。一日５００円。
自転車に乗って、田園地帯をのんびりサイクリング...
いままでやってきたラーメン屋巡りって、
都会のビルの間を地図を片手に探し回るのですが、
喜多方はのんびりサイクリングしながらラーメン屋を探す。
まるで、香川のうどん屋巡りのような感覚です。

そんなラーメン屋も家を改造した店だったり、
いわゆる『めしや』のような食堂風だったり、
駐車場完備のチェーン店があったり...
で、お昼の時分になると県外から客がわんさかやってきて、
店の前に行列が出来る...そっくり讃岐とおんなじです。

さてさて、画像のラーメン屋、
暖簾がなければそれとは気づかない。
（マニアックにいうと香川の『南原』みたい...）
極太手打ちラーメンを注文。出てきたラーメンは
麺はその通りの極太、出汁は透明。まるでうどんのよう。。。

それが、美味いのなんのって！

透明なスープと裏腹にコクがあってとっても濃厚、
面も歯応えバッチリ、のど越し最高！
なるほど三大ラーメンになるわけだ！
しかも、これで５２０円ですから。。。

関西からはなかなか行きづらいかもしれませんが、
ＳＬが走っていたり、少し行けば温泉あったりと、
山中をのんびり汽車旅＆温泉＆グルメなんて方にはお勧めかも？
東北新幹線郡山から磐越西線に乗り換え、北陸回りなら
信越本線新津から磐越西線。だたし、列車本数は少ないです。

急行「きたぐに」で新津に朝着、
磐越西線快速「あがの２号」で喜多方へ。が便利かな？