6月10日、阿倍野区民センターにて正拳興行『拳王への道』が開催されました。
正拳ボーイ金城吉廣・村上裕・藤本弘明そして川原慎次が自らの進退を懸けて挑む戦いに注目!!
試合前の控え室。緊張感が走る・・。
ん・・・、
何だ??このお面は・・(; ̄ー ̄川
第1試合 村上 裕
プロデビュー以来全敗。この試合に負ければプロとしてのリングを諦めざるを得ない。
入場シーン・・非常に厳しい表情、この試合に懸ける意気込みを感じる。
彼にとって最後の戦いになるのか・・、運命のゴングが鳴る。デビュー戦の相手は手数を武器に果敢に攻めてくる。スタミナが切れてきても両者打ち合う・・。
最終ラウンド村上選手捨て身のアッパーカットで攻め、場内がかなり盛り上がり終わりを告げるゴングが鳴った・・。
判定負け・・。
勝たせてあげたかったがこれがプロの現実でもある・・。しかし彼は負けても負けても立ち上がり挑み続けた。“いつか勝てるだろう・・”という気持ちなど微塵もなく1戦1戦が勝負だった。
最終ラウンドは彼の意地を見た。プロとしての誇り・・。彼は勝てなかったが、今後の人生で必ず勝者になって欲しい。いや、なれる・・。その意地と誇りがある限り・・。
本当にお疲れ様・・。
第2試合 金城 吉廣
久しぶりのリング。彼もまたこの試合に進退を懸けて臨んでいた。
気合の入った表情でリングに上がる。
1ラウンドから4ラウンドまで両者激しく打ち合った。判定は2-0で金城の勝利。
僅差の勝利だったが、その僅差をモノにしたのは決して諦めない気持ちだったのではないだろうか。彼には相当なプレッシャーがあったはず。それを撥ね退けて勝利を捥ぎ取った。
一回り成長した金城吉廣はまた次の戦いに歩んでいく・・。
第3試合 巴山 宏知
プロデビュー戦でベテランを相手に完勝した正拳期待のホープの2戦目。
あのお面の正体は巴山だった・・。派手な入場シーン、自信の表れか・・。
開始のゴングと同時に彼の才能は更に進化し輝く。強烈なボディを浴びせ続け見事にTKO勝ちを収めた。
ボス(会長)自らセコンドにつく正拳のホープはどこまで上がるのだろうか・・。
観戦記(前)はここまで・・。(後)もお楽しみに・・。
ちょっと一息つくために目の保養。
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