新人王という人生で1度しか来ないチャンスを逃した・・・。
地方のジムの選手たちは、日本ランキングに入るための最短の道であるこの全日本新人王のタイトルを死ぬ気で獲りに来ていた。最後の1秒まで諦めることなく戦っていた。彼らは今後チャンスが無いことを理解していたからである。勝利者インタビューで皆が口にしていたこと。“自分ひとりではここまで来れなかった。周りのサポートがあったからこそこの勝利がある・・。”
悲しいかな、今の正拳ボーイにはこのハングリーさが無いように感じる。われわれも地方の一ジムの一つであることを忘れないでほしい。チャンスはそう簡単には巡って来ないだから・・。
プロボクサーたちよ。自分一人の力ではリングには上がれない。
誰が試合を組んでくれているのか??誰がミットを持ってくれているのか??誰がスパーリングの相手をしているのか??そして誰が君の試合を見に来てくれているのか??
プロとは??
君のためにお金を払い、君の試合に足を運ぶ。プロである以上彼らを満足させるパフォーマンスを見せなければいけない。勝っても負けても彼らを納得させる試合を見せなければいけない。
そのためには死ぬ気でリングに上がれ。
ボクも確かにハングリーが自分自身足りないと思います。
自分を追い詰めれてないと思います。
ただ。
プロボクサーとしてリングに上がる奴は
みんな分かってるとはおもいます。
誰が試合組んでくれてるのか。
ジムの関係者の方が自分の事をどれだけ考えて
くれているのか。
スポンサーとして援助してくれるひと。
見に行けないのに自分の事を思ってチケットを
買ってくれる人。
そして試合をしてくれた相手とそのジムの関係者の人々そして審判の方々。
やっぱりそういう人達のお陰でいまの自分があると言う事。
みなさんいつも感謝しています。
ありがとうございます。
ただそれに応えるには
もっと自分が変わらないといけない。
もっと自分を追い詰めていきます。
来年はガラッと変わった西 正隼を見せるんで
どうか宜しくお願いいたします。
長くなってすいません。。
ハングリー精神がなかったら東京まで行けない。
二人ともよく頑張った。