ナナサーイ！

にこちんが7歳になりました！
お誕生日おめでとう～にぃにぃ！



7年前の2月26日に宮崎県で生まれたにこちん！
ブリーダーさんに、
『おとなしくて優しい子を下さい！』
とお願いしたら、ではこの子はいかが？

とメールで見せてくれたのがこの一枚の写真！

この一枚の写真が我が家に来ることになった、
運命の一枚の写真

生後52日で我が家にやってきたにこちんは、
宮崎のブリーダーさんのところから飛行機に乗って、
たった一人でやって来ました

子供がいなかった私たち夫婦にとって、
まさに天使そのものでした

ホントにちっこくてかわいかった～


ネズミみたいだったにこちんも、今日でもう7歳
これまでたくさんの病気や手術をしてきたけど、
いつも愛嬌いっぱいのにこちんは、
我が家の長女




楽しい時も、嬉しい時も、切ない時も、苦しい時も、
絶望と思われる激しい雨に打たれた時も、
いつもどんな時も側にいてくれた


どんなに暗い道も、険しい道も、一緒に歩いてくれる
私たち夫婦の人生の恩人です



優しさや愛しさを教えてくれたのは、間違いなくにぃにぃでした。
あと何年一緒にいられるかわかりませんが、
精一杯の愛情で応えていきたい

いつまでも、ずっとずっと元気でいてね。
そして優くんとchi-koを守ってね。



本当に生まれてきてくれてありがとう
私たち夫婦を選んでくれてありがとう





追伸、お誕生日はどこにも連れていけなくてでごめんね
特大ボーンで許してチョ

強膜内シリコン義眼挿入術

先週術後2週間目の診察に行ったにこちん。
外眼角の抜糸を少し行っておめめの大きさが
ほとんど同じになりました



目の周りの剃毛していた毛も生えてきて、
見た目のいたいたしい感じはすっかりなくなりました。

よかったねぇ～



今のところ順調です。

今回、にぃにぃが受けた『義眼手術』とは
どういうものかといいますと、
人間で行われるいわゆる『眼摘出術』とは違います。



もちろん、眼摘出術のように眼球そのものを
全てとってしまうこともありますが、
今回の手術は眼球そのものを全てとるのではなく、



目の一番固い組織である角膜（表層の透明な膜）
と強膜（白目）のみを残す手術です。




一言で言うと、目の中身を全部とってしまうということです。

白目の強膜に切開を加え、
水晶体（にぃにぃはすでに白内障のオペをしていたので、
ありませんが、）や硝子体、脈絡膜、網膜をすべてとってしまいます。



中空になったその中にシリコンボールを入れて、
１０－０というかなり細い糸で、
切開した部分を縫い合わせて、閉鎖してしまいます。

にぃにぃは２０ｍｍのシリコンボールをいれました。




涙を出す紡錘などの機能はあるので、涙を流したり、
眼球を動かす神経を触るわけではないので、
眼球も通常のように動きます。





犬ではこの強膜内シリコン義眼挿入術は術後の成績がとてもよく、
延々と続く内科的治療を終わらせることができ、
目の動きも失われることはなく、
盲目になり後緑内障を併発した場合、
最近ではよく行われる手術のようです。




にぃにぃにこの手術を受けた理由は、

１）緑内障が内科的治療（点眼や投薬）では改善しなかったこと
２）緑内障は痛みを伴い、にぃにぃにとって大きなストレスになること
３）緑内障が進行した末期では、牛眼といって眼球が突出し、
美容的に悪くなり、私たちオーナーにとっても大きなストレスになること
４）牛眼のあとは委縮し、目やにが多くなり不衛生になる結末を迎えてしまうこと
５）シニア犬になり他に不自由なところがでてくる可能性があること




そのため強膜内シリコン義眼挿入術により、
牛眼および緑内障の苦痛から永久的に
開放してあげられる救護療法となり、
生活の質（クオリティー・オブ・ライフ）の向上が
大切であると考えたからです。



この手術をしていただいて、今は安心しています。




ご参考までに今回の治療費は…

検査料12890円
入院費48000円（4日間）
薬治料6700円
注射料29200円
麻酔26600円
手術料100000円
処置料2600円
再診料2000円
で、合計239389円でした。

今までは毎月３万円ぐらいは薬や検査費など
でかかっていました。




かわいいお顔と元気なにこちんが帰ってきたこと…

priceless!

選手交代

はぁこのエリマキ早く取れないかな～



ねぇねぇ～お願いがあるんですケド…
ちょっとだけ変わって！ちょっとでいいから！









ん～







ん～








エイッ！！




よしこれでじーっとしてれば…ばれない、ばれない…
イッヒヒヒーっと




じゃーおやつも交代でいいんですよね？



イヤオヤイヤ！
じょじょ冗談ですって

疑惑の存在感…

にこちんの義眼手術は無事に終わり、
やっとの思いで我が家に帰ってきたが、
エリザベスカラー生活を余儀なくされ、
ブーブーの毎日を送っております




退院して最初の３日は元気がありませんでしたが、
４日目あたりから、いつものおやつ大好き、
カサカサ音にも迅速に反応するようになりました



おかげさまで何の心配もなく順調です。
ありがとうございます。



退院の日、先生からいろいろ説明がありました。
あまり食欲もなく、半分も食べなかったようです。

ウンウンもオシッコもガマンして
なかなかしなかったそうです。

にぃにぃらしいです。



いろりろご迷惑をかけと思いますが、
大丈夫でしたか？

と聞いたら、

『いい子でしたよ。かなり存在感ありましたけど…』

と。

存在感？


大型犬でもにぃにぃは小柄な大型犬なので、
体型のことではないと思い、
吠えたりしてうるさかったですか？

と聞き返しました。

『いや～。大丈夫でしたよ。でもにぃにぃちゃんは
存在感がありますよね～』


どんな存在感だったのぉ～？


会計が終わり、看護師さんにもう一度、
吠えたりしてたんですかね？


と聞いたら、


『いえいえ。とても賢い子で、
誰が誰だかちゃんとわかっていたようで、
すごいな～と思いました』

と。


きっと、誰かには唸って、
誰かには吠えたのか…

その褒められ方…



あやしい…