ごきげんうるわし

日々のことやら。

「素直になれなくて」をみた素直な感想

2010-05-15 | レビュー


「不毛地帯」の録画予約を解除し忘れ

たまたま録れていた木曜夜10時ドラマ

「素直になれなくて」をみてみた。







違和感。






90年代のトレンディドラマを

今どきの若手俳優が演じているような違和感。








「そのサヨナラは、永遠なの?」


「買うべきか、買わざるべきか・・・。僕は今、ハムレットの如く悩んでいる」


(お酒をぶっかけられて)「フッ・・・水もしたたるいい男」


(以上、瑛太演じる「なかじ」のセリフ)







・・・言わんやろー。

今どきの20代男子がそんなこと、言わんやろー。







極めつけは

ツイッターで知り合った5人の男女、

この5人の集まりの名前をつけようというシーン。








「みんな素直になれなくて・・・『すななれ会』なんて、どう?」






すななれ会。







「あすなろ会」のパロディ、もしくはおまんじゅう的冗談だろうと思いきや




「いいねー!」




まさかの決定。ずこー!







もはや20代ではない、いや、F1層ですらない私が何を思おうと

どうでもいいのだろうけれど

このドラマは、ターゲット層である若者の共感を得ているのだろうか?

ツイッターやらおクスリやらリスカやら、現代的なアレはとりあえず的に

入ってはいるけれど、登場人物の行動や思考回路はなんだかえらく昭和的だし。






20代という成長過程において、悩んだり迷ったりするのは

今も昔も変わらないだろうが

ゆとり教育世代の今の20代って、根本的に素直なような気がする。

「素直になれ」・・・ている、気がする。

同じ迷える20代を描いた作品でも、「ソラニン」あたりは

その点、しっくりくるんだけどな。



北川悦吏子は去り際を読み誤ったと思うのは私だけか?







そんな、ク○ドラマの唯一見どころといえるのは、もう一人のERIKO、

渡辺えり子が玉山鉄二に仕掛ける、凄まじい逆セクハラ。

このシーンだけは、私もえり子に激しく共感・・・ってウソウソ。






しかしタマテツも、えり子のくちびるを吸いながら

俳優という職業の過酷さを、噛み締めていることだろう。

彼の中には、長年森光子の世話をやらされてきたヒガシへの

深い尊敬の念すら生まれているかもしれない。


タマテツ、乙!










それから最後にもうひとつ、違和感。

ツイッター用語の「○○なう」というアレ。

アレは、数年後「ナウい」レベルの恥ずかしい死語に

なっているだろうと思われるのは、やっぱり私だけか?



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8 コメント

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あな、おそろしき煩悩☆ (Noriko)
2010-05-15 14:28:41
禿同!!!
・・・・いや、これも既にチョベリバな用語・・??・・ってドコマデも行きますが(笑)

まさに、この間久々にこのドラマを観ていて、「これはどおよ?!」的発言を繰り返していたアラフォーとほぼアラフォー(笑)。最後に私がつぶやいたセリフこそ「・・うーん、北川悦吏子か・・」であった!!

それにしてもネエ☆

渡辺えり☆
(☆えり子から改名していることをエンドロールで知った☆
石原真理、磯野貴理、に続き??の「子」取りパターン、えええ??続いていいのか?!!このメンツに加わることを何を持って敢えてよし、としたのか?!ベテラン:渡辺えり???!!)

はさすがに
キャスティング、キツーー☆
まあ、確かにこれが天海サンや真矢サンだったりしたら、「セクハラ」構図にはナランでしょーが、それにしても・・・

まあ、
そういう意味では
つっこみ甲斐のあるドラマ、
来週を意外に「楽しみ」にしてしまいそおな自分もいます・・・

嗚呼。
おそろしや、煩悩。
Unknown (しふぉ~ん)
2010-05-15 15:32:20
おっと~。
初回からかかさず観てるよ。
話の内容は別にして
井川遥の色っぽさにうっとりし、
瑛太のかっこよさにきゅんしてる。
確かにキャスティングも無理はある。
だって瑛太のお父さんが吉川浩二よ。
でもって、上野樹里のお母さん役の風吹ジュンと昔からの恋仲。
予測するに瑛太と樹里が実は兄弟。
愛し合う兄と妹。それは禁断の恋。
涙ながらに別れを誓う。
でも・・でも実は違った。
そして、二人は永遠の愛を誓ったのであった。
な~んて、昼ドラのような展開じゃないのだろうか。
それと気になるのがタマテツ。
瑛太にひそかに恋してて、瑛太のシャツを
ぎゅっと抱きしてるあたり、かなりキモイ。
タマテツってかっこいいのになあ。

まあ、今時の話題は腹いっぱい内容にもりこんでるし、それより何より瑛太がかっこいいので、★★星です。
Unknown (うるわし)
2010-05-16 09:28:45
>Norikoさん

ググッてみたら・・・あ、ほんとだ、子がない!
元えり子よ、なぜに自ら子取りの
チーム:「負のスパイラル」に・・・。

石原真理に至っては、真理江にしてみたり、また真理子に戻したり
タマコじゃなくても「真理のことはよくわかんねぇや」。

渡辺えりのキャスティング、バッチグーでしょ!(ええアタクシもドコマデもw)
あの役は、渡辺えり以外考えられないわ。
(もしくは、あき竹城)

しかしこのドラマ、F1層をターゲットとみせかけて、実は悦吏子ドラマに
慣れ親しんだアラフォーが、「北川悦吏子はもう古いわな~」
とけなし半分、なつかしさ半分を楽しみに観るだろうことを見越しての
敢えての北川悦吏子の登用だったとしたら・・・。
やるな、フジテレビの夙川アトム的な人。

あ、あそこ、金曜日行ってきましたよ!
Unknown (うるわし)
2010-05-16 09:34:36

>しふぉ~んタソ

瑛太、私も好きなんだわ。
だからこそ、ハムレットだの、水も滴るナントカだの
あり得ないセリフ言わされる悦吏子からの
精神的逆セクハラに楽屋で人知れず涙している
のではと心を痛めているわけ・・・(?)


実は兄妹・・・匂わせてるねぇ。
冬ソナに代表される、韓流ドラマの王道的なソレを。
瑛太に密かに恋するタマテツ。
これまた、あすなろ白書における、カケイ君に
恋する西嶋秀俊・・・のおまんじゅう的な。

吉川晃司のお父さん役には、なんだかしみじみ
しちゃったわぁ。
そりゃ、おでらも歳取るわけだわな、と。
でも、せっかく吉川晃司を起用したのなら
風吹ジュンのことを「モニカ」と呼ばせるとか・・・。
あ、やっぱりなんだか楽しいカモ、このドラマ♪
おでも、★★!(ただし、黒星な)
Unknown (ぬるもも)
2010-05-17 09:08:14
玉鉄とえり子が接吻!?
濃いーね!!
見たいような見たくないような

ツイッターで出会いとかあるのかしら?
地元名で検索したら、隣の家の子にヒットしたよ…
Unknown (うるわし)
2010-05-17 10:34:01
>ぬるももタソ

接吻だけじゃないわな。
バイアグラらしきものを飲んで
コトに及んでいたわな。

ツイッターでの出会い、どうなんだろ?
私は松尾スズキとマツコ・デラックスの
つぶやきが見たいがためだけに登録してるけど。
月9はどうよ? (クリ子Haaaan!)
2010-05-18 15:53:31
残念ながら(?)このドラマは見てないけども
月9ドラマ「月の恋人」もなかなか90年代の香ばしさを
醸し出してると感じるのはオデだけか?

今をときめく家具業界のトップ、レクサスのオープンカーを乗り回し、ビジネスのためなら手段を選ばない冷徹青年実業家。
ひょえーこんなやつそうそうおらんやろ、しかし。
ほら、90年代のトレンディドラマって、
なんかこうみんながあこがれるような職業や生活を送る人たちが登場してたじゃない?
なんか、そんな感じ。
なかなか感情移入しにくいよな。

中国人モデル役のシュウメイちゃん!
あの娘、実年齢35歳やて!すげーすげー!
たまにふと裕木奈江に見えるけども、
シャチョー○○スルカ!ってかたことの日本語は
ルビーモレノぽいよな。

ちなみに脚本は浅野妙子。
この人も昔からよく見る名前だよね。



Unknown (うるわし)
2010-05-18 17:06:24

>クリ子Haaaan!


月9は1話だけ観てお腹いっぱいになったんで
2話から観てない。
あれもひと昔前のトレンディドラマ臭がプンプンしとるの。
篠原涼子が20年前の浅野温子に見えたのは私だけか?
そして、貧しくてきれいな女の子が金持ちの男の手によって
どんどん洗練されていく、マイ・フェア・レディ的なアレは
やはりいつの時代も女性の憧れなのだローカー。

シュウメイちゃん、かわええのぅ~♪
35歳って同い歳やん!
ニ足歩行以外に共通点があったとは驚きw
「キサマタチ!」って大学時代、中国語の女の
先生も言ってたな。
「オレもキサマって言われてぇ~!」って
一部の男子学生から絶大なる人気だったw
シュウメイちゃんことリン・チーリンよ、
貴女もまた、永遠に日本語が上達しない
アグネス・チャン方式で行くがよかろ!
それがよかろ!


しかし、最近ドラマおもろないなー。
白い巨塔とか不毛地帯みたいな
骨太な社会派ドラマ、希望。