
1月11日(土)~13日(月・祝)にかけ,2泊3日のジュニア・ウィンター・キャンプを実施しました。県内各地から小学校4~6年生児童19名が参加し,真冬のキャンプを楽しみました。
このキャンプの大きな特徴と言えば,6度にも及ぶ野外炊飯活動と野外テントでの宿泊。
まずは1日目。
①アイスブレイクと自己紹介・・・硬かった表情も次第に緩んできました。
②昼食・・・3日間で唯一の食堂での食事です。ちなみにメニューは豚丼でした。
③テント設営・・・建て方を教わった後,班のみんなで協力して設営しました。
④創作活動Ⅰ・・・これから6度の野外での食事で使う「マイ箸」を竹を削って製作。
⑤火起こし体験・・・炊飯活動で使う火をマイギリ式で起こしました。
⑥野外炊飯Ⅰ・・・最初の炊飯活動は,カレー炊飯。まずはかまど作りから…
⑦ナイトハイク・・・浅利富士登山道の岩場展望台から見た漁火と遠くの夜景に感動。ただ,その 写真がないのが,残念!!
続いて,2日目。朝6時起床。
①野外炊飯活動Ⅱ・・・朝食は,ソロ炊飯活動。しかし,雨のため一人一人のご飯を炊く場所が確保できず,止むを得ず羽釜での炊き。
②野外炊飯Ⅲ・・・昼食の竹飯・豚汁作り。午後のおやつのバウムクーヘンも作りました。
③室内オリエンテーリング・・・雨で外でのオリエンテーリングできず,室内バージョンに。地図を頼りに,みんなで協力してポイント探して回りました。
④創作活動Ⅱ・・・ブンブンごま作り。竹を長さ通りにのこぎで切ったり,きりでひもを通す穴をあけたりして,楽しく作りました。
⑤野外炊飯Ⅳ・・・2日目の夕食は,煮込みうどん。さすがに野外炊飯も4回目となると,手慣れた感じになってきました。冷えた体に温かいうどんは,最高でした。
⑥番外編・・・雨で,テント泊ができなくなり,急遽宿泊棟で就寝。思わず笑顔が…?
いよいよ最終日(三日目)
①野外炊飯Ⅴ・・・朝食は,牛乳パックでホットドッグづくり。寒さに震えながら頑張りました。
②テントやシュラフ(寝袋)の片づけ・・・雨にぬれ,泥で汚れたテントやシュラフをきれいにして片づけました。
③野外炊飯Ⅵ・・・最後となる炊飯活動のメニューは,鶏の丸焼きとコンソメスープ。1羽丸々の鶏をきれいに水洗いし,塩コショウをふりかけ,網の上で炭火焼きしました。
3日間,冬の寒さと闘いながら,19名の子どもたちは見事すべてのプログラムをクリアしました。退所時には,困難を乗り切った達成感や,初めて出会った友達と力を合わせてやり遂げた満足感,さらには,自信を得たような自尊感情の高まりを,子どもたちの言動や表情からうかがい知ることができました。
この3日間で得た思いや力は,きっと今後の生活に生きて働くことでしょう。
19名の皆さん,本当によく頑張りました。そして,感動をありがとう!!
<参加児童の感想から>
○自分のことは,自分でしっかりとできるようになったと思う。積極的にお動くこともできた。
○友達と協力すると,活動がより楽しくなるということを学んだ。
○初めて会う人と3日間一緒に過ごすと,みんなの意見が合わなかったりするけど,そんな場所で生活できてよかった。
○炊飯活動は,いざというときに役立つということを学んだ。