ペット保険会社の調査で、犬の通院理由TOP3はこちらです。
<犬の通院理由>
1位 皮膚病
2位 外耳炎
3位 下痢
上位二つは皮膚に関するトラブルです。 トリミングにくるわんちゃんにも同じ症状の子が増えています。
<夏に多く発症、悪化する皮膚トラブル>
犬・・・「膿皮症」「脂漏症」「アレルギー性皮膚炎」です。
いずれも細菌や真菌感染、ノミの奇生が原因となる皮膚のトラブルが多いようです。
ノミは年中存在していますが、夏はその数がとても多くなり屋外・屋内を問わず接触する機会が増えるためトラブルが起きやすくなるとのことです。
フロントラインなどで予防してあげてください。現在、ピペットタイプと飲み薬タイプがあるそうです。詳しくは動物病院で聞いてみてくださいね♪
では細菌や真菌(カビの一種)はどうでしょうか?細菌や真菌といった微生物には繁殖に適した条件があります。
※真菌は常在菌です。健康な犬にはあまり影響がないのですが、抵抗力が低下したり、幼犬や高齢犬、換毛期などは特に感染しやすくトラブルになる
ことがあります。
【細菌の好繁殖条件】
1.温度30~40℃が継続していること
2.高湿度であること
3.弱アルカリ性であること
4.無風状態であること
5.脂肪分(脂腺からの分泌物)があること
【真菌の生育可能条件】
1.温度0~40℃であること(最適温度は25~28℃
2.湿度60%以上あること
3.栄養源となる物質があること
4.酸素があること
犬の体温は38.3~38.7℃です。被毛があるため通気性が悪く、気温や湿度が上がると 皮膚は蒸れるます。結果、皮膚トラブルを発症します。
そして、繁殖に適したPHがあります。イヌの皮膚はPH7.5で中性からやや弱アルカリ性 全身に皮脂腺やアポクリン汗腺が発達しており、栄養源となる脂質やたんぱく質などを含む分泌物を出し栄養源があります。シャンプーをしないで過ごしていると、繁殖に適した分泌物が栄養源になって、菌が増え皮膚トラブルを発症します。
ですから、皮膚トラブルがあるない関係なく、換毛期(毛の抜け変わる時期)はこまめにブラッシングとシャンプーをすることをお願いしています。
そして、わんちゃんたちが生活している空間の温度・湿度にも気をつけてください。お話を聞くと、温度には気をつけていらっしゃる方が大半でしたが、湿度に関しては気にしていない方が多かったです。
わんちゃんたちも人も快適な空間温度は25℃前後、湿度は50%台です。(あまり、湿度を下げ過ぎると、人に対して、喉や肌にトラブルが起こるのでおすすめしません。お気をつけ下さい)
皮膚トラブルは、痒みを伴います。
この痒みがストレスとなるだけでなく、痒みのせいで睡眠できないなど様々な影響をもたらします。
また治るまでに時間がかかってしまいます。お薬でしっかり直したら、食事と日々のお手入れでしっかりケアし、皮膚トラブルが起こりにくい体質へと改善してあげて欲しいと思います。
※耳掃除やシャンプー、ブラッシングはお手入れ方法を間違えると皮膚トラブルを悪化させてしまうことがあります。正しいお手入れ方法でやさしくお手入れしてあげてください。または、獣医やサロンでお手入れするようお願いします。
大切な家族の一員の愛犬たち。どうか、ご参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
当店は個人サロンです。
アットホームでわんちゃんにもご家族の方にもリラックスしていただけるような空間作りを心がけています
何か困ったこと、不安な事があればお電話で、メールで、直接サロンへ来られたときご相談ください。
ホリスティックケアの考え方を取り入れてみなさまとわんちゃんとの生活をお手伝いしたいと考えております。
ご予約はお電話047-401-1846 または、
メールdogsalon440@gmail.com まで!
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