つる姫の島ぐらし～３２日目・五月晴れだよう～

GWという事もあり、近くのビーチにはキャンプをしている人がいるようだ。
私の父は山登りもしていた人で、子どもの頃キャンプにも連れて行ってくれたアウトドア派だった。
テントの中で寝るのは、何だかワクワクするような、夜は怖いような、そんな気持ちでテントの天井を見上げて眠った記憶がかすかにある。

そう言えば今日は子どもの日ですね。
五月人形が物入れの中で淋しがって早や何年かしら。

一人で過ごす日々にさびしさとか侘しさというものは、一切ない、と言えばウソだろうと思われるかもしれないが、一切ない。
テレビがない事にもほとんど不自由を感じない。
先日はユーチューブで、大竹しのぶさんが里親になって、どうのこうのというドラマを観たが、親子、子育て、というものを考えさせられるとても良いドラマだった。
天気予報位見れればいいと思ってつける情報番組でも、ろくなニュースが流れない昨今。
社会の事を知らないと恥ずかしいと言われるかもしれないが、ネットで拾える。
タイトルだけでスルーできるし、いやな面々を見る事も避けられる。

世の中には、色んな事があるけれど、自分に対処できることはほんのごくわずかだ。
私には地位も名誉もお金もない。だから、今できる事を細々とやらせてもらうしかない。
それでは、ダメだ、と思われても、人には役割分担がある。
意見を持ち、主張することが必要な時もあるし、私がいつも言う「小さな光も集まれば」も「小さな力も集まれば」という風に置き換える事はできるとおもう。

何が言いたいのか。

苦笑

さて、隣に入ってきた若者たちは、友達が大勢来ていてなんかにぎやかだが、もしかして学生かも知れないなあと思う。
だって、あの若さで３ヶ月仕事もせずに滞在するって、ね。
まあ、自分たちの人生好きなように楽しめばいいし、休学して半年ヒッチハイクの旅に出て人生変わったって子もいるし、まあ私の息子だけど。

そんな昨日は、賑やかなビーチじゃなくて、買い物に行く時に見つけたもう一つのビーチまでお散歩してみた。

五月晴れとはよく言ったものだ。



花を写そうとすると必ず毛虫がいる。うじゃうじゃいるけど、飛び退くほど気持ち悪いとは思わない。





お花たちは、それぞれの方法で虫を集めて、その命をつなぐために咲いている。







てんとうむしは恥ずかしがって花の向こうに隠れてしまった。

カマキリのたまごかな？



と思ったけど、こんなに小さくはないはずと思って調べたんだけど、たぶん？アワフキムシの幼虫の出す分泌物かなって。
ご存じの方は教えてね。





クローバーの別名の「ツメクサ（詰草）」は、オランダから江戸末期に送られてきたガラス器を入れた箱に、
乾燥したクローバーがクッション材として詰められていたことからきているそうです。

土中の窒素を固定化するので、地味を豊かにするものとして、緑化資材にも用いられているそうです。



よく地味だと言われる方は、身につけておくとよいかも知れません。








銀粉を蒔いたような海ですが、コンデジではうまく撮れないですね。



上から見下ろしていたビーチに初めて降りてみると、先客の中高年男性がお一人で貝を拾っておられました。
男性で貝を拾うとは珍しいな、とおもったけど、何かアートな関係の人かなあとも思ったりして。



少しゴミはあるけど、俺の海、よりはかなり少なくて綺麗なビーチです。ここは穴場ですね。





貝の集まってるところを見てたら、笑ってる子がいた。



みえる？



さて、浜から道に上がって、お花を探しながら帰途につく。



まだ青い枇杷の実が、あまくなるぞ～～とお日様を浴びている。



何かの蕾。今度来た時は咲いてるかな？







藤娘、というのを思い出した。



小さな白い花に、ハナムグリ、かな？



ハナモグリか。

しかし、このところハチが多くなって怖い。
私はハチに刺された事が３度ある。
種類の違うやつに。
今度同じのに刺されたら、死ぬ？

ハチに刺されて死んだのさ～～って歌あった？
ない。
はちのむさしはしんだのさ。

古い！

足元の宇宙。



実家の森林の中でみた木漏れ日ピンホールは、こんなもんじゃなかったよ。
本当に宇宙にいるようだった。


影を踏みしめて、５０００歩ほどの散策は終了。

ゆるりとした昨日でした。

有り難い日々が続きます。


ご訪問ありがとうございました。
お子さんのおられる方もそうでない方も、素敵な子どもの日になりますように。

感謝をこめて


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