離島の思い出

2017年4月から二ヶ月の、素晴らしい島暮らしの日記。
今は更新しておりません。

いまここ

2017-06-07 | 日記

入梅の便りも聞こえてくる今日この頃。
東京は朝晩涼しくて過ごしやすい日々です。

このところ身辺にいろいろございまして、もちろん悪い事ではないのですが、慌ただしくしております。

それにしても帰宅してから一週間もたっていないのに、島暮らしが遥か遠い昔の事のように思えます。
あれは、夢だったのだろうか、とも。
あの二ヶ月は、長い長い旅だったのだろうか。と。

旅の先は、日常になるはずでしたが、どうやら私はいましばらく、ここで途切れていた現実を生きることになりそうです(笑)

しかし、この二ヶ月があったからこそ、良くも悪くも島にはない物があふれているここ東京を、今までとは違った意味で楽しめる気がします。


重いリュックを背負って買い物をした日々があったらばこそ。
必要最低限で暮らす事の快適さを知ったからこそ(思い出したからこそ)

いまここで。

実は二ヶ月前は、私の血圧は恐ろしいほど低かったのですが、こちらに戻って毎日血圧を測ると、信じられないほどよい数値なんです。
島暮らしで、血圧が改善されたと思っています。
これを維持できれば、最高のおまけのギフトですね。

さて、住んでいた地域の皆さんが、こんなものをくださいました。



消すとこが多くてごめんなさい、ですが、個人情報なので。

私が描いたメッセージの事を、コミュのお便りの記事にしてくださいました。



お花を飾っていただいて、死んだ人のようにも見えますが(爆)
奥様方の心遣いは嬉し過ぎて涙が出ます。





私の人生の設計図は、少し時期を修正しましたが、必ず瀬戸の島に戻ります。戻るという言葉が適切な気がします。
思い描く通りの場所へ向かう(帰る)事が出来る気がします。

その時には、日常となる島暮らしのブログを書きますので、皆さんそれまで元気で長生きしてください。
予定では5年後になると思います(笑)
その間、どんなことが起こるのか、いいことも悪い事もあるでしょうが、それは繋がって行く命が受け入れていくこと。

だから、いまここで、いまこの時間に感謝して、生きて行きましょう。


今までで会って下さった皆様。
島で出会って下さった皆様。

ありがとうございます。
このご縁を大切に、また会う日まで、ごきげんよう!
ご縁は無理をしなくても、神様がつないで下さるものだと実感しています。




感謝をこめて










島暮らしのブログは今日で終わって、以前の星の燈火で繋いで行きます。
よろしかったら、そちらの方でお付き合いください。

http://blog.goo.ne.jp/pinkymermaid26




さて、次はどこを旅しようかなあ。
って、こんなつる姫ですが、これからもどうぞよろしく。













つる姫の島暮らし~総集編・夕暮れの海編~

2017-06-06 | 日記
島に住み始めたのが4月3日。
それから二ヶ月。
しまなみに沈んでいく太陽の位置がどんどん移動して行く様子がわかるようなやつをのせてみます。

横長の島と太陽の位置を見ておいてください。















ちょっと、アングルとかがまちまちで、いまいちですが、沈むお日様が画面右の方に移動して行くのがわかりましたか?

今度は左に戻って来るんでしょうね。
そこまで見届ける事が出来なくてね。
でも、そのうちまた行くから、その時はちゃんと同じ位置から同じように撮ってみましょう。

そう、きっとまたこの浜に戻って来るよ~。

心残りがあるとすれば、この後の夜の海には一度も行けなかった事。
都会と違って、人に襲われることはなさげだけど、動物が怖かったからね。

次に行くときは誰かボディーガードになって一緒に行ってもらえます?
あは、30年ほど前なら手を挙げてくれる人もいたかも?(爆)

海の上の満天の星をみたかったな。
竹野内豊の顔と声の人と(轟爆)


次回はお花のリレー編


感謝をこめて





告白 ww

2017-06-04 | 日記


無事に帰宅できたので、いまさら告白です。
実は、島暮らしも残りわずかという5月28日に急に具合が悪くなってしまいました。
28日は爽やかな晴れでしたから、水を持ってぶらぶら出かけたのですが、帰る途中になんとなく変な感じがしたのです。
すると、帰宅直後頭がクラクラして、立っていられなくなりました。

そこからは、もう自分との闘い。救急車を呼ぼうかと何度も思いましたが、以前にもあったそのような症状。
多分血圧が一気に上がったのだと思いました。

来るときに、血圧計を持ってこようか迷ったのですが、大丈夫だと思って持ってこなかったのを後悔。
しかし、これまでは安静にして休めばすぐに元通りに戻ったので、今回も大丈夫だろうと思ってました。

でも、2日目の30日の朝になってもよくならないので、悩んだ挙句お友達になったT子さんにお願いして、車でお医者へ。
最後の最後についにどなたかのお世話になり、医者に行く羽目でした。

島の病院。正直あまり期待していなかったのですが、診察室に入った時、思いがけず若い先生が座っておられたので、ちょっと安心。
おじいちゃん先生が座っていると思い込んでおりましたので(笑)
私が初めてのお医者さんと会った時にいつもする「始めまして、ツルと申します。よろしくお願いします」という普通の挨拶。

これまでの経験で、この挨拶に対して笑顔で自分の名を名乗りかえしてくれた先生は、皆さん信頼できるよいお医者さんでした。
当たり前のことなのでしょうが、一人だけこの挨拶に一切答えなかった女医さんがおられて、案の定診察も物の言い方も偉そうで、その病院には二度と行きませんでした。
思う事が話せない先生にかかっても、意味がないから。
こっちは具合が悪いからお医者に行っているのですから。医者に行ってまで嫌な思いをすることはない。

話しやすい先生だと思い、手術からこれまでの経緯を大まかにお話して、レントゲン、心電図、血液検査を受けました。

結果。

何も異常なし。

自爆

笑っている場合ではないのですが、血圧はこれまで低すぎたのがめっちゃいい数字になってて、季節の変わり目の一時的な体調不良だったようなのです。
見慣れたレントゲンの自分の心臓も、以前検査した時よりも小さくなっていて、不整脈も一切なし。

もともと薬も飲んでないし、この時にも血圧の変動を毎日計っておくようにと言われただけでした。

それが、30日の事で、島を出る二日前。
具合悪くなる前日の27日にかめちゃん返しに行っておいたのも、絶妙なタイミングだったと思って、やっぱ、私は持ってるなあと医者に行った安心感もあってか、31日は朝から割と普通に戻っていて、1日から実家に寄って東京に帰ろうと思っておったのですが。

なんと31日の夕方に、またも超絶具合が悪くなってしまった。
安静にしておくしかないのですが、こんな事で明日フェリーに乗って、電車に乗って、バスに乗って実家に行けるんだろうか。
実家で具合を悪くして親兄弟に心配をかけるくらいなら、まっすぐ東京に帰ろう。
でも、東京まで自力で戻れるのだろうか・・・。
急きょ理由を付けて実家に行く事をキャンセルした後、ほとんど眠れない夜を過ごしました。

しかも、です。当日の朝はバタバタして時間がないので、布団はすでに発送していて、トライアルハウスの座布団の上で寝た(爆)
身体はいたいし、心臓はバクバクするし、あまりにも悲惨で、逆に笑ってしまいました。

私ってすごいよな。
かめちゃんは具合の悪くなる前日に返しに行ったし、立っていられないほど具合悪くても、三食作ってきちんと食べたし。
だてに、年を食わなかったって事だな。
T子さんがいてくれて、ありがたかったな。(ここだけは、彼女に申し訳なくて感謝しきれない部分ですが)

ほとんど眠れなかった夜が明ける頃、ケンケンと雉の声。眠っていたスズメたちが一斉にチュンチュン鳴きはじめました。
雉も小鳥も、どこでどんな風に眠っているのかなと思うと、ふと笑みが浮かびます。
カサコソと音を立てて、同居人のコウモリが仕事に出掛けた気配を感じ、起きて座るのが少し怖い私は寝たままカーテンを開けて空を見ました。

薄曇り。

移動日カンカン照りじゃなくてよかったな。昨日は少し雨も降ったようだけど、雨も落ちてないし、霧もなさそうだ。

せんべいサブトンの上でつらつら考える。


ストレスフリーに思えた一人暮らしでしたが、気づかないうちに気が張っていたのかな、とT子さんにも言われて、潜在意識を探ろうとする私。
思い当たる節は多少あったけど、この事も今後のために良い経験になったと思いました。

一人暮らしのきままさと、何かあった時、特に年を重ねてからの一人暮らしの不安。
それは、遅かれ早かれ現実となる可能性があるのですから。

こうして今ブログをかけている事に感謝するとともに、この事を書かないで「素晴らしい体験でした。めでたし」で終わらせたくなかったのが、つる姫的、と思っていただくと幸いです。

もちろん、結果的には素晴らしくて実りの多い二ヶ月でした。
今元気にこうしてご報告が出来る事が、ありがたいことなんです。
もちろん本当は、最後まで元気いっぱいで締めくくれたのが一番で、この事を書くかどうか非常に迷ったのは確かですが、人生楽ありゃ苦もあるのが当たり前で、人生で起こる事には必ず意味があると捉え、すべての出来事をギフトとして受け止める事。
それが、これからもつる姫的日々の過ごし方。
次の瞬間何が起こるかわからないから、悔いない時間を過ごそう。

さて、切り替えて明日からは島暮らしの総集編をお送りしますよう♪



最後の朝に写した大好きな矢車草♪
ちなみに、同じ名前のユキノシタ科の花があるそうですが、幼い頃母がこのはなをヤグルマソウと教えてくれたので、こう呼ばせてね。普通はヤグルマギクと呼ばれていますよ。

感謝をこめて


つる姫街にもどるww

2017-06-02 | 日記
皆さま、昨日無事に帰宅いたしました。
いやはや…ですが、島を出て、うらしまたろこちゃん状態で、東京さの街を新鮮な?気持ちで見まわしておりました。
行き交う人につい声をかけそうになったりして。

明日にまた、少し記事を書きますね。
きじといえば、毎朝聞いていた、ケンケンという鳴き声ではなく、人様の物音で目覚めた朝でした。
こちらは夜明けが早いですね。

では、今日はこの辺で。
玉手箱は明日にでもあけてみましょう。



大崎下島に行った時の写真です。お友達になったTさんからいただきました。
なんか、ふと目に写ってる?
因みに、体重は増減ほとんどなしだったわ。

感謝をこめて


つる姫の島暮らし~60日目.別れの日~

2017-06-01 | 日記

いよいよ別れの朝が来ました。
これから、鍵を返してフェリーに乗ります。
ありがとう、大崎上島と島の皆さん
今日からまた新しい日々の旅です。
一日一日を大切にいきること。
島の自然に教わりました。

感謝を込めて