以下は私からハコガメのベビーを購入してくださった方にお渡ししているケアシートの内容に少々加筆したものです。
アメハコベビーの飼育を検討している方は参考にしてみてください。
ただ、他の方から購入した場合は違いがあるかもしれません。
販売者に聞くのが一番確実です。
あくまで私から購入していただいた場合です。
アメリカハコガメのベビーは個体によっては繊細な面を持っている場合があります。
連れ帰ってすぐに餌を食べる屈強な子もいれば、環境の変化により一時的に餌を食べなくなってしまう個体もいます。
下記の内容をよくお読みいただいて飼育の参考にしてください。
5~6cm程に育てば丈夫で飼育しやすくなりまが、それまでは温度、湿度、餌、安静の4点については十分注意してください。
① 温度
温帯産のアメリカハコガメは孵化後冬眠にそなえるよう体が作られています。温度の低下を感じると体の機能が冬眠体制に入ってしまうようです。その後温度を上げても餌を食べず体内の季節感が狂いそのまま☆になってしまうことが多いです。季節感を夏モードにキープするため、必ず最低30度は保つようにしてください。日中は32度ほどにあげるのも夜昼のメリハリがついて良いです。器具故障やイレギュラーなオーバーヒートに注意が必要です。
② 湿度
湿った環境を好みます。乾燥した環境だと少し油断すると干からびて死んでしまったり甲羅が凸凹と成長したりします。なお体内の水分量の関係から水飼い(薄く水を張った環境)より陸飼い(陸場中心で水入れ設置)の方が餌を食べやすいように感じることがあります。乾燥(干からびないように注意!)と高湿度のメリハリで食欲がわく感じです。自然下ではずっと水に浸かっているのではなく雨の時などに活性をあげるので自然に近い形なのかもしれません。我が家の黒血統のトウブハコガメは特に陸棲傾向が強いように感じています。
③ 餌
基本的に生き餌を好みます。基本的に我が家ではワームから餌付けているので、私から特に指定が無い場合は、最も好む餌はミルワームです。人工飼料はカメブロスを与えています。ただ、環境が変わった場合一時的に餌を食べなくなる場合があるので、その場合はミルワームをあげてみることをお勧めします。水場より陸場での動きに反応しやすいです。ミルワームを食べるようになったら人工飼料をあげてください。栄養バランスの点から最終的に人工飼料を主食にすることをお勧めします。その他、鶏のひき肉、コオロギ、ミミズ、乾燥エビなどを与えるのも良いでしょう。なお、朝方に活動する傾向が強いので餌やりのタイミングを合わせます。また、おなかがすくと自分からうろうろするので目の前にそっと餌を落とす方法も良いでしょう。
④ 安静
アメリカハコガメのベビーは慣れてしまえば良いのですが、慣れるまでは繊細な部分があります。環境が変わった場合は、潜れる環境(水苔等)を作って安静にさせる必要があります。触ったり覗きすぎたりするとストレスと感じる個体もいます。また明るすぎるのも良くありません。紫外線を当てることより薄暗くして安心できる環境にしましょう。温度、湿度を保ち4~5日は安静を心がけましょう。安静にしていれば餌を食べなくて(水は必要です)も一月ほどは生きています。頻繁に覗いたり必要以上に障ったりするのもよくありません。掃除なども極力回数を減らしましょう。潜っている間は無理に掘り出さず、自力でうろつき始めるのを待った方がよいです。
アメハコベビーの飼育を検討している方は参考にしてみてください。
ただ、他の方から購入した場合は違いがあるかもしれません。
販売者に聞くのが一番確実です。
あくまで私から購入していただいた場合です。
アメリカハコガメのベビーは個体によっては繊細な面を持っている場合があります。
連れ帰ってすぐに餌を食べる屈強な子もいれば、環境の変化により一時的に餌を食べなくなってしまう個体もいます。
下記の内容をよくお読みいただいて飼育の参考にしてください。
5~6cm程に育てば丈夫で飼育しやすくなりまが、それまでは温度、湿度、餌、安静の4点については十分注意してください。
① 温度
温帯産のアメリカハコガメは孵化後冬眠にそなえるよう体が作られています。温度の低下を感じると体の機能が冬眠体制に入ってしまうようです。その後温度を上げても餌を食べず体内の季節感が狂いそのまま☆になってしまうことが多いです。季節感を夏モードにキープするため、必ず最低30度は保つようにしてください。日中は32度ほどにあげるのも夜昼のメリハリがついて良いです。器具故障やイレギュラーなオーバーヒートに注意が必要です。
② 湿度
湿った環境を好みます。乾燥した環境だと少し油断すると干からびて死んでしまったり甲羅が凸凹と成長したりします。なお体内の水分量の関係から水飼い(薄く水を張った環境)より陸飼い(陸場中心で水入れ設置)の方が餌を食べやすいように感じることがあります。乾燥(干からびないように注意!)と高湿度のメリハリで食欲がわく感じです。自然下ではずっと水に浸かっているのではなく雨の時などに活性をあげるので自然に近い形なのかもしれません。我が家の黒血統のトウブハコガメは特に陸棲傾向が強いように感じています。
③ 餌
基本的に生き餌を好みます。基本的に我が家ではワームから餌付けているので、私から特に指定が無い場合は、最も好む餌はミルワームです。人工飼料はカメブロスを与えています。ただ、環境が変わった場合一時的に餌を食べなくなる場合があるので、その場合はミルワームをあげてみることをお勧めします。水場より陸場での動きに反応しやすいです。ミルワームを食べるようになったら人工飼料をあげてください。栄養バランスの点から最終的に人工飼料を主食にすることをお勧めします。その他、鶏のひき肉、コオロギ、ミミズ、乾燥エビなどを与えるのも良いでしょう。なお、朝方に活動する傾向が強いので餌やりのタイミングを合わせます。また、おなかがすくと自分からうろうろするので目の前にそっと餌を落とす方法も良いでしょう。
④ 安静
アメリカハコガメのベビーは慣れてしまえば良いのですが、慣れるまでは繊細な部分があります。環境が変わった場合は、潜れる環境(水苔等)を作って安静にさせる必要があります。触ったり覗きすぎたりするとストレスと感じる個体もいます。また明るすぎるのも良くありません。紫外線を当てることより薄暗くして安心できる環境にしましょう。温度、湿度を保ち4~5日は安静を心がけましょう。安静にしていれば餌を食べなくて(水は必要です)も一月ほどは生きています。頻繁に覗いたり必要以上に障ったりするのもよくありません。掃除なども極力回数を減らしましょう。潜っている間は無理に掘り出さず、自力でうろつき始めるのを待った方がよいです。