ひなたぼっこ

一輪車に乗った小学生が
公園でひだまりを楽しんでいた私に
まさか まさかの かくれんぼの お誘い


いやいやー
私、見ての通り 子連れですけど…
しかも 君、一輪車ですけど…
そして私、パン食べてますけど…

(どないせいっちゅうねーんっ!!!)



あの時、オトナな対応で丁重にお断りしたけど


今 思うと 彼の軽いギャグやったんかな?

「なんでやねぇーーん」
って ツッコミ入れてほしかったんかな??

あの一輪車をこぐ危なっかしい後ろ姿は
今 思うと、どこか寂しげ…
(…でもなかったか…)


あー
私のバカ!
no臨機応変!!
アンサーミスチョイス!!!


でも
そろそろ本格的に春、到来したな

ラストスパート

ホルスタインな私


２時間もすりゃ、カッチカチのデカパイになる


つまり
今日は四六時中のホルスタイン


でも、 ま、いっかー

ニコニコに囲まれると
ニコニコになるしかないっしょ



ぐっない
love & peace

エレベーター

後ろからバタバタ走る足音

ハッと振り返ると、すでに真後ろにいた
普通な様で、異様な女の人が
息も切らさず真後ろに…


こわーーー


えらいこっちゃ
無表情過ぎて異質感が増してるっ!!

私よりも先にエレベーターに乗り込んだ彼女は
突き当たりにある鏡に向かって何やら独り言


「また明日ね」
「中百舌鳥から谷六にあるよ」




え?


…笑ってる?
　笑ってる!!!!
怖い! 怖い! 怖い! 怖い!
誰かーーーー!!!



よりによってここのエレベーター長いし
おっそー!!!

改札に向かうかと思いきや
別の出口の階段の方向へ歩いて行った…


春先に出会う、変人

今年の一番バッターは序の口かもしれない



そして今日は、舞台

インスタントコーヒー

隙を見て逃亡


しまった…
また薄着で出てきてしまった
寒いっ!!!

今まで こんなハチャメチャな格好で
街中に出てきた事がないくらい酷い姿で逃亡
おしりに穴の開いたスパッツ着用…

誰にも会いませんように


という願いも虚しくオサレな男前に会う

（いつもこんなんじゃないですよー!!!）
と見知らぬ男に心の中の言い訳は通じず


近くのパン屋に駆け込みコーヒーを注文するも

ううぅ…
家のインスタントコーヒーの方がマシじゃ!!

はよ帰ろ


遅めのお昼
炭水化物攻めでいくか

3年目

魔女が死んで三年
カノジョが最後に食べたのは お蕎麦だった


その時 私は池田にいて
お土産に牡蛎飯を持っていた


肋骨が折れるほどマッサージをしたのに
その激しさとは真逆のトーンで医者は
もうこれ以上やっても仕方ないと言った
あの時の母の顔と、父の大きな呼び声と
薄い青色と灰色の病室の空気は忘れない


いつも知らせるのは私

オジジの時も私

遺影の写真も私が撮った


人はいつか死ぬけど
理想通り死にたい
愛する人よりも早く死にたい

残されるより先に…

そう思うのは
自分勝手でしょうか