日本古代史を探る

「一の俣湯の華観音(自説)観音寺跡遺跡」に潜む古代ミステリーの調査研究に伴う雑感記と「せざん美術館」の紹介です。

一の俣湯の華観音の山一位ヶ岳は、西の黒又山(クロマンタ)か

2023-05-02 10:00:18 | 古代史
 秋田県鹿角市に「クロマンタ」と呼ばれる古代祭祀の山(黒又山) がある。

 「クロマンタ」の古代祭祀の山が「古代ピラミッド」とする説は、「クロマンタ」が世界中にあるピラミッドの原型だと考える。

 その「クロマンタ」に匹敵するような山が国内にもう一ヶ所あった。

 それが、山口県下関市豊田町「一の俣湯の華観音」の地の「一位ヶ岳」である。

 そもそも、クロマンタと湯の華観音(一位ヶ岳)は、神社の線(レイライン)
で結ばれている(黒又山・出雲大社・一位ヶ岳)ことは、今までの私の研究で判っていた。

 神社の線(レイライン)は、国内には数多く存在する。と言うよりも、殆どの神社同士は何らかの関係性で繋がっていると考えた方が良さそう。
 
 「クロマンタ」とは、アイヌ語で「神の野」的な意味があると言う。

 一方、山口県下関市の「一の俣」(湯の華観音がある里)には、秀峰一位ヶ岳(黒又山に呼応)が古代山岳信仰のシンボルとしてある。この「一位ヶ岳」を古代に「シロマンタ」と呼んでいたが、時代経過で里の方を「イチノマタ」と言うようになる。

 その「一の俣」・「イチノマタ」こそ、「クロマンタ」に呼応した地と推測する。
 
   以降も推測になる。

 「クロマンタ」は「黒マンタ」であり「黒又山」である。

    とすれば

 東の「クロマンタ」に呼応した西の「シロマンタ」があっても良いのでは。(仮説)

    そして

 「シロマンタ」は最終的に「イチノマタ」・一の俣と呼ばれるようになった。
 
   そこで

 「イチノマタ」の語韻をへブライ語に求めたところ(経緯は割愛)
「チメンタ」と発音し、「薬草の野」的な意味になりそうである。

  この辺りは現在研究してい  
  るところです

    くどいですが、
アイヌ語
・クメンタ(神の野)
   ↓
  クロマンタ(黒マンタ)
    ↓
   クロマタヤマ(黒又山)

ヘブライ語
・チメンタ(薬草の野)
   ↓
  シロマンタ(白マンタ)
    ↓
   チマタ
     ↓
    イチマタ
      ↓
     イチノマタ(一の俣)

          です。
 
 

 お付合い下さり、ありがとう 
 ございます。