日本古代史を探る

「一の俣湯の華観音(自説)観音寺跡遺跡」に潜む古代ミステリーの調査研究に伴う雑感記と「せざん美術館」の紹介です。

随想 人間 (開館前 せざん美術館)

2022-08-25 15:33:49 | 古代史
人間は生まれながら本能的に「真実(人間の本質)」を知っている。
ただ、「真実」は人間にとって余りに残酷であるが故に「真実」から目をそらそうと真実の外にある快楽や苦悩の存在する日常にひたすら固執しつつ生活する。つまり真実からの逃避。仕事、戦い、娯楽、宗教ほかの日常を構成する全てが逃避。
それほど真実は人間にとって受け入れ難い。
今日も又、私は人間としての誇りを携えながら逃げる。
絶対に私の「真実」に対面することの無いように。