秋とは

物思いに耽る時季なようで。
秋は私が生まれた季節です。なので他の季節よりも愛着があります。また、木々の葉が変わるのや烏の鳴き声がどこか寂しく聞こえたり、山の裾がくっきりと空から浮かび上がっている様なんかが私には風流に見えて、さらに好きな季節にしてくれているようです。
そんな清らかで自然のままの彼らを見ていると、自分の猜疑心や霞がかかっている瞳を元の状態に戻すことが出来ます。風は私の横を歩くし、木は葉を落としながら話しかけてくるし、陽はいつも包んでくれる。雨は私の変わりに泣いてくれて、冷えた空気は空まで澄んでます。だから夜の星に気付けます。そんな彼らを素通りできますか。私はできません。彼等はいつも大事なことを教えてくれて、忘れかけてた些細なことまで思い出させてくれます。

そんなことを思いつつ頬杖をついているわけですが・・・・・


珈琲が飲みたくなりました。
ので、これから珈琲を飲みに行ってきます。