こんにちは!江戸指物 和紙製品の銀座平つか四代目の平塚義彦です。
今回は銀座平つかがある通り、金春通り(こんぱる)について書きます。
場所は銀座8丁目の中央通りより一本、新橋よりの裏通りになります。
金春通りの名前の由来は江戸時代に能楽の金春流のお屋敷があった所から来て
おります。後にお屋敷は麹町に移ったそうですが、その後は花街として栄えていた
そうです。その時の芸者さんは金春芸者と言われていたそうで、もう一本裏通りに
なりますが、見番が今でもござまして、先日行われた『東をどり』のときなど芸者
さん達が練習に来たりしております。
この通りには魯山人で有名なお寿司の久兵衛さんありましたり、呉服和装小物の
伊勢由さん、京陶芸の東哉さん、履物、洋傘のぜん屋さん、江戸時代の調味料を復元
した煎酒の三河屋さんがございましたりと古くからある和のお店屋さんが多くあります。
あとは銀座でも珍しい銭湯の金春湯さん。金春湯さんも古くからあり、昔は住み込みで
働く方が多かったので混雑したようです。今でも14時過ぎぐらいにランチが終わった
お店方などお風呂セットを持って歩いていたりします。
そんな金春通りで一年に一回(8月7日)お祭りがありまして『能楽金春祭り』と申し
ます。このお祭りはこの通りで金春流宗家自ら能楽を舞っていただくお祭りになります。
通りに提灯が並びビルの看板の明かりが灯り雰囲気あります。今年は8月7日(日)
18時より(入場無料)※詳しくはまた後日にお知らさせていただきます。今年は晴れ
ますように!!!
東京都中央区銀座8-7-6
木製品 和紙製品の銀座平つか
http://www.ginza-hiratsuka.co.jp/
03-3571-1684