カリン座卓の再生の続きです。
元の天板の三枚に割った大きい2枚を天板として使います。つなぎ目に穴をあけます。
この穴に強化ガラスをはめ込みます。
ガラスの厚さ分だけ縁をとり、天板と面一にします。
とりあえず天板の加工は終了。
次は脚部の加工です。脚は元々の足を削り一回り小さくしました。
脚を受ける部分は、三枚に割った天板の残りの1枚を使います。
このテーブルでは、釘・ビス等の金物を一切使わないため、天板の裏、脚受け部を斜めの溝を掘り加工します。
全ての材料に面を取って加工終了!
脚の加工を終え気付いたことがあります。果たしてこの座卓は本当に「カリン」なのか?ということです。
カリンの割には天板は思ったより軽く、脚とは明らかに色が違うのです。加工を見にきた親父が一言「カリンじゃねえな!」 加工するまでは塗装がしてあり解らなかったのです。そして脚に比べ天板が軽い!結論として、脚はカリンで天板は他の材料のようです。
「飛騨牛」「うなぎ」と偽装が騒がれる中、これも偽装なのかな?
でも前オーナーは長年、カリンと思って使っていたわけで、おそらく脚はカリンなので、カリンのテーブルということにしましょう。
加工の終わった材料に、ワックスを塗ります。塗装ではお金がかかるためワックスにしました。
上のワックス天然素材のみを使ったワックスで、100gで1200円もします。(松坂牛より高いのでは? 食べたことないけど)
ワックスが乾くまで約1日、次はいよいよ完成です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます