teraちゃんブログ

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建築士の講師も行う一級建築士で大工のブログです。

花梨?テーブル再生記②

2008-06-27 22:06:33 | teraちゃんの建築現場日記

カリン座卓の再生の続きです。

P1000735_2 P1000739

元の天板の三P1000740_2枚に割った大きい2枚を天板として使います。つなぎ目に穴をあけます。

この穴に強化ガラスをはめ込みます。

ガラスの厚さ分だけ縁をとり、天板と面一にします。

とりあえず天板の加工は終了。

P1000742_2

次は脚部の加工です。脚は元々の足を削り一回り小さくしました。

                            脚を受ける部分は、三枚に割った天板の残りの1枚を使います。

このテーブルでは、釘・ビス等の金物を一切使わないため、天板の裏、脚受け部を斜めの溝を掘り加工します。

P1000747 最後に天板の端部を斜めに切って、少しデザインを付けます。

全ての材料に面を取って加工終了!

脚の加工を終え気付いたことがあります。果たしてこの座卓は本当に「カリン」なのか?ということです。

カリンの割には天板は思ったより軽く、脚とは明らかに色が違うのです。加工を見にきた親父が一言「カリンじゃねえな!」 加工するまでは塗装がしてあり解らなかったのです。そして脚に比べ天板が軽い!結論として、脚はカリンで天板は他の材料のようです。

「飛騨牛」「うなぎ」と偽装が騒がれる中、これも偽装なのかな?

でも前オーナーは長年、カリンと思って使っていたわけで、おそらく脚はカリンなので、カリンのテーブルということにしましょう。

P1000748_2

加工の終わった材料に、ワックスを塗ります。塗装ではお金がかかるためワックスにしました。

上のワックス天然素材のみを使ったワックスで、100gで1200円もします。(松坂牛より高いのでは? 食べたことないけど)

ワックスが乾くまで約1日、次はいよいよ完成です。


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