teraちゃんブログ

愛車はGINETTA G4
自作ルアーでのエリアトラウトにはまる
建築士の講師も行う一級建築士で大工のブログです。

GINETTA G4 ②

2008-05-30 22:16:28 | ジネッタ G4

「ツインカム」に通うことしばしば、しかし、なかなか良いヨーロッパは見つからない。「SⅡなら、ある」と言われるが、やはりSPが欲しかったのです。いろんなショップを回れば探せるのだろうが、私は素人である、旧車の良し悪しを判断できる目を持っていない。ここは ツインカム に任せてあるので、プロの目にかなうものが見つかるまで待つことにする。

そんな3月のある日、いつものように ツインカム に仕事が終わった後に行くと、(この辺りが近いと便利である)社長が「今度 ジネッタ G4 が入るけどどう?」と言われる。「G12 なら欲しいけど」などと、とりあえず答えて帰宅。

実は ジネッタ という車を私は雑誌でしか見たことがなく、比べてしまえばやはり G12 のほうが格好良く、スペックも上と思っていたのです。しかし両車とも新車で買えるわけはありません。雑誌で見る ジネッタ は憧れでしかなかったのです。

後日、再び ツインカム に行ってみると、入庫してました。ブリティッシュ・レーシング・グリーン(今でもそう思っています。)の オープンの G4 が、そして社長の「これどう?」の言葉。私にとって初めて見る ジネッタ でした。

社長の話によると、この G4 前オーナーが相当いじったらしく、デフはトヨタのデフ(KPだと思われる)、リアは5リンク化&ディスクブレーキ、ブレーキはAPロッキードの4ポッド、ショックはKONIのレーシング、同時点火、アルミ5点式ロールバー、サイドブレーキは外されラインロックに、等々、様々なチューニングがされていました。(フィクションということにしてください)

「とりあえず試乗してみない」の社長の言葉に、翌日曜日に試乗することにしました。      そして、初めての G4 のドライブ、爆音と共に出発です。それでやられてしまったのです。元来、ひねくれ者の私、人と違う車に乗りたかったのです。ヨーロッパも充分に変わっているのですが、G4 はさらに上でした。

そして、購入を決めてしまったのです。社長はこの車をドライサンプにするとのことでした。しかし季節は春、オープンにはもってこいの季節です。社長と私の意見は同じで、今の時期にしばらく乗っておいて、「夏の乗れない時期にドライサンプにしよう。」ということになり、納車の予定を決めました。

車が決まると、車を入れるところを作らなくてはなりません。もともと私の車庫は屋根はあるものの、床は土で壁はありません。納車までの間に壁を張り、床のコンクリートを打たなくてはなりません。幸い私はその道のプロであります。基礎をブロックで作り、土台、柱を入れて、外壁(トタンの波板)を張り、土間のコンクリートは、鳶に頼んで打ってもらいました。

いよいよ、待ちに待った納車です。初めて ツインカム を訪れてから約半年、当初の予定とは変わりましたが、 ジネッタ G4 が我が家に嫁いできました。

Ginetta_g4_007

出来たばかりのガレージ(車庫?)に納まる G4

まだ、天井が張り終わっていません。

    

         Ginetta_g4_012_2                                                  

これが、ドライバーズシート 、ドアはあるものの、ロールバーがあるため開けても意味はなく、ドアをまたいで乗ります。シフトレバーは社長に曲げられました。シフトレバーの先に見えるのは、ラインロック

もともと、サイドブレーキのあった位置には、ドアをまたいだ時に乗るアルミのステップを社長が作ってくれました。

   つづく


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