製本か振興中!
「エンジェル・ライセンス・1」
「エンジェル・ライセンス・2」
共に 5冊づつ完成 !
100% 印刷~製本まで 手作り ^^;
===={エンジェル・ライセンス・1 より }==========
第1章
「心って体の何処にあるの?」
脳神経科のドクターや科学者の皆様が、
脳の活動を脳波計や、機械で、観察しながら、
人間は怒った時、脳のこの辺りが活発に・・・
人間は悲しい時、脳のこの辺りが活発に・・・
人間は嬉しい時、脳のこの辺りが活発に・・・
さて、本当に心は脳の中にあるのでしょうか?
恋をしてトキメクのは、頭痛を伴う?
ドキドキもワクワクも、頭のどこかで感じている?
初恋で、キュンとするのは?
胸の辺りがトキメイて、ワクワク&キュンと、しませんか?
誰でも経験しているはずですが、
喜怒哀楽を感じる場所は、やはり胸の辺りですね。
機械で測れる脳の内部での活動は、心で感じた後の反応を表しています。
人間の身体は、たくさんの細胞や臓器の集合体です。
脳も身体の中では、毎日伸びて、やがて切る爪や髪の毛と同じような細胞の一つにしか過ぎません。
心は、特別な細胞・臓器とされる「脳の中」に、あるのでしょうか?
心で感じた事を脳に命令して、その命令を脳が身体の各細胞に命令・伝達し、
その後に、体の各部が動き、表情&行動に表れる。が、正解でしょうね。
例えば、職場や学校、家庭で、自分自身が人様から親切にされたり。
周りのみんなが仲良くしているのを見ていると、誰でも嬉しくなりますね。
胸の辺りが軽くなって嬉しくなって、心もリラックス。
その気持ちを脳が感じて頬や目を緩め、みんな笑顔になります。
そして笑顔はやがて、みんなの心に伝染します。「スマイル・ウィルスの感染です♪」
脳の仕事は、心が感じた事を体に命令する事。それ以上でも、それ以下でもありません。
もちろん、体も心に影響を与えます別々ではありません。
心と体は、表裏一体、色心不ニの関係なのです。
医学でも心意性疾患、精神状態が身体に影響を与えると言いますね。
緊張すると汗が出る。動が早まる。震える。ストレスで胃酸が過剰に・・・。
逆も、もちろんあります。精神科の患者さんがイライラしているのが、心や脳の問題では無く、
ただ単に虫歯が痛いだけの事もあります。
通常でも、寝不足や頭や歯の痛みがイライラの原因だったりします。
学生の頃などは、明日のテストが嫌だなと思っていると、朝から下痢や発熱、嘔吐など・・・
別に仮病ではありませんが心の不安定感も肉体に異常をきたします。
特にストレスや緊張に対しては、心臓と胃が過剰に反応します。
心と脳・心と体はどんな関係? とても密接な関係なのです。
健全な体に健全な精神が宿る「オリンピック憲章」ですね。
安全運転も、完全な整備をした車に健康なドライバーが乗って初めて可能なのです。
車が肉体であり、心が運転手です。
どちらが異常でも、やはり楽しいドライブ「人生の旅」は、出来ないものです。
これを仏教では「心身不二」と言います。
どちらかが楽しいと、一緒に元気になりますが、
片方に異常が出ると、すぐに影響を受けるのです。気が病んで病気になる
「病気」ですね。
身体のダメージは、
外科的な処置や時間の経過とともに、ある程度まで改善&緩和できますが、
心のダメージは、時間とともに増大することもあります。
ダメージを受け、先に参るのが心なのです。
また、東洋医学と西洋医学。
普段は。あまり仲が良くありませんが、実は「両者の融合」が、とても大切なのです。
東洋医学は、予防の医学であり、
西洋医学は、対処の医学なのです。
身体の健康促進・維持が医学の使命であり、
心の健康維持の方法が、宗教の仕事なのです。
これから科学の中に、宗教的なアプローチが、どんどん入っていくはずです。
先の章でもお話をしましたが、
その素地が、現代の日本人にはあるのです。
==========================================