パニック障害のAさんは、レストランに勤める30代の調理師さん。中学校時代から過呼吸などに悩まされていた。7年前のある日、車に乗っていて不意に強い動悸、発汗、めまいなどの発作が起こり、このままいけば倒れてしまう、もっとすれば死んでしまうんじゃないかと考えた。それ以来車に乗れなくなった。
それ以後も電車や美容院などで同様の不安を感じると、それ以後それらの発作が起こる状況が怖くなり、どんどん避けるようになり、生活エリアが狭くなった。
とても不便なので内科や循環器科を受診したが異常は見つからず、心の問題じゃないかと言われた。そこで三年前、思い切って心療内科に行くと、パニック障害と診断され薬を処方された。自分の病気が判った安心感と服薬のおかげで、生活の範囲は随分広がった。しかし現在でも車に乗って混雑した交差点にさしかかると怖いので、混みそうな交差点を避けたり、赤信号を待たずにすむように駐車場で待機したりしてしまう。
三年間も病院にかかっているのに完治しないので、もうこのまま一生病気が治らないんじゃないかと思うようになってきた。
そんな時ふとチラシを目にして、カウンセリングを受けてみようと思い、来所した。
それ以後も電車や美容院などで同様の不安を感じると、それ以後それらの発作が起こる状況が怖くなり、どんどん避けるようになり、生活エリアが狭くなった。
とても不便なので内科や循環器科を受診したが異常は見つからず、心の問題じゃないかと言われた。そこで三年前、思い切って心療内科に行くと、パニック障害と診断され薬を処方された。自分の病気が判った安心感と服薬のおかげで、生活の範囲は随分広がった。しかし現在でも車に乗って混雑した交差点にさしかかると怖いので、混みそうな交差点を避けたり、赤信号を待たずにすむように駐車場で待機したりしてしまう。
三年間も病院にかかっているのに完治しないので、もうこのまま一生病気が治らないんじゃないかと思うようになってきた。
そんな時ふとチラシを目にして、カウンセリングを受けてみようと思い、来所した。