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山口県宇部市の高卒生(浪人生)大学受験予備校GESプレップスクール大学受験高卒部からのINFORMATION

半指導学習・半自律学習がベストな学習法

2012年06月24日 07時35分47秒 | 受験

予備校というと、高卒生を主に指導している「三大予備校SKY」、即ち、

駿台予備学校、河合塾、代々木ゼミナールである。

只、2009年全入時代(高校3年生大学進学人口と大学定員が一致し、更に大学定員が

上回る現象)が始まり、定員不足の大学学部も私大には多く、中堅大以下は殆どと

いってもよいであろう。倒産する(その後、法的再生開始)大学も見られる。

勿論、高校も定員を2割以上減少させている。小中学校は1クラス20名台が多い。

塾でいう集団授業並である。

こういった少子現象は1992年(18歳年齢約205万人)をピークに減速し、約120万人にまで

減少した。80万人以上の現象は学校運営&経営・塾予備校運営経営に変化を起こす。

大学進学者の増加(特に女子は平成初期と比べ、5倍以上大学に進学している)で、

大学の広報活動も国公立大学まで始めた。

難関大学は合格レベルは下がらないと言われていても、事実、偏差値上では変わらなくとも

大学進学者の母集団が激変している為、見かけ上である。統計学的に分析してみると

難関大も入りやすくなっている。

塾・予備校も当然ながら合格実績は伸びている。

進学率が高くなるのも当然である。

特に、現役生を扱う塾・予備校では浪人は激減している筈である。

現役予備校でT予備校の東大の伸びは「現役生のみ」、「校舎数も増えている」、という理由から

必然的に伸びる。講師力や指導力が上がったとは見えない。


高卒生の学習場所による統計

①地方予備校に朝から晩まで缶詰で通う

②三大予備校へ必要な時間通う。

③自宅から早朝に起きて通わなくとも、現役時代と変わらない時間で塾・小規模FC塾(大手予備校

 FCチェーン)に通う。

高卒生にとって、ストレスが少ないのは③である。


一昔前は高校が高卒生の指導を午前中のみしていた。午後は自学自習である。

その進学実績は予備校通いと比べると、高実績を出していた。

束縛のない学習に徹する事が出来る。現役時代にすべて学習は済んでいるから束縛される必要はない。


高校3年生でも同じことが言える。大手予備校の調査によると、

高3生に課外を強いると、合格実績が落ちるという結果が見られるということである。

これは心理学上、事実であるとの見解である。


受験情報や学習スキルは必要だが、高卒生の1/3は学習意欲はある。

保護者にとって「特訓」や「強要」が好まれるが(本人も始めはそうである)、これ程

頭を使わない作業はない。学習(学問)が好きでやる、とは外れている。


あの京セラ・KDDIの設立者である稲盛哲学、更にこの哲学を用い、JALを短期で

復活させた方法は、アメーバ戦略、六つの精進である。


半分指導、半分自立がなければ、労働者同様、指示命令型の作業となり、考える脳は

鍛えられない。責任は全て、自分ではなく他者である。これがJALであった。


高卒生の学習の仕方も同様、気負う必要はないし、気負っても効果はない。

自分で悩み、切り拓く、そうしていると、周りが苦しんでいるときに手を差し伸べてくれる


「友達と一緒だから頑張れる」(⇔一人では頑張れない)では、本物ではない。

受験止まりである。将来がない。社会には適応しない。

学習する事で、新たな発見に、学習生産性のあることに喜びを感じることが成功への

道である。


1日10時間学習のうち、5時間は指導を受ける。5時間は自分で考え、やってみる。

このインプット、アウトプット学習が特訓という塾予備校の仕掛けであるイベント・お祭りとは

異なった思い出学習作りとは違った本物の学習法である。


情報に踊らされず、熱くされず、冷静に受験を考えることが重要である。


GESプレップスクール・宇部
GES予備校

「映像授業」から「映像’指導’授業」へ、塾スクランブル

2012年06月09日 01時35分19秒 | 大学受験
-映像授業⇒映像指導授業スクランブル-

映像授業は、成熟期を超え、先生指導と映像授業のハイブリッド型に変わる過渡期に入った。

つまり、映像授業の先生と塾・予備校の先生のコラボである。

現役高校生にスタートから合わせた2007年発である「市進ウイングネット」、「秀英予備校ネオスタディー」は

このハイブリッドスタイルを昨年から提唱し、今年、2012年から実施に入り、学習効果を上げている。


①予備校型映像システム授業:河合サテライト、代ゼミサテライン、駿台サテネット21、東進衛星&HS

②塾型映像指導授業(現役生向):市進ウイングネット、秀英予備校ネオスタディー

この5年間②の出現で、①とはかなり性質を異にした授業を見てきて、②に違和感を感じてきたが、

最近、②の価値を見出した。完全月謝制、週1~2回授業(年間全48~60回:速習も可)はコツコツと

生授業同様通塾することとなり、年間一括払いを原則としている①類との違いが明確にされている。

特に、高1・2生、まだ未習熟項目の多い高3生(高卒生も)には①が合っていると判断している。


映像撮影技術トップは、ダントツ「河合サテライト」であろう。高画質、高音質はTV局と同じCCDカメラ

やCGを使い、類を見ない大きなスタジオを備えている収録編集授業であるから、見ていてハイビジョンと

同様な心地よさがある。90分授業を45分に収めてあるため、授業料は安価になるが、無駄な時間がない。

但し、卒のない分、「速読・速聴能力」を身につけていない人は、再受講は必ずすべきである。


塾の先生とのコラボレーションで教師重視で成果を考えている映像(指導)授業は主観的ランキングは

①市進ウイングネット&ベーシックウイング

②秀英ネオスタディー

③さなるアットウイル

④河合サテライト

⑤東進衛星・HS

⑥代ゼミサテライン

と幣塾の主観的判断である。※客観性はありませんので、ご自身の目で判断して下さい。

①②③④は塾の先生とコラボしていくと効果が出てくると考えられる<生授業+映像授業>派
 ※面倒見重視型映像  塾のイメージが強く現れる。

⑤⑥は映像授業の中で講師が殆ど全てを面倒をみてくれる言い過ぎかもしれないが「自主型」派
 ※⑤⑥に合っていない生徒には不向き。塾にとっては楽かも知れない営業型映像。
   映像コンテンツメーカーのイメージが強く現れる。


歴史を遡ると、1988年、河合サテライト、代ゼミサテラインから衛星授業が始まり、20年以上が経過した。

代ゼミはかなり昔のデータをホームページに掲載しているが、

10年後の今はどうなのか。少子の伴い、これ程の受講生は維持は疑問。

⑦のサテライン予備校受講者数累計の「累計」とは何を意味するのであろうか。

⑤⑥⑦のみが、「累計」、つまり、過去からの積算数としか考えられない。


例えば、⑦のサテライン予備校は5年間で除すると、1年間平均受講生は64名/校(塾)となり、

社会通念上、合理性、客観性、妥当性がある。


⑤⑥も同様に考えると確かに客観性はある。

⑤代ゼミ校舎受講生は、サテラインが1988年に河合サテライトに続き、スタートしたため、

 徐々に増えてきたと思われるため、単純な割り算は妥当性がないため、勝手に予測はしない。

⑥高等学校は、生の授業がメイン・高3生メインであるから、少な目はどこの高等学校も同様であろう。

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■通信衛星(サテライン)のデータ

10年前(※2003年10月現在)の代々木ゼミナールホームページによると、

URL  http://www.yls.ac/eri/yts/yts-system.html

①放映番組数 1,300番組

②放映コマ数 10,000コマ

③高等学校導入校数 470校

④サテライン予備校契約校数 370塾

⑤代ゼミ校舎受講者数累計 400,000人

⑥高等学校受講者数累計 130,000人 ・・・ 平均 276名/校

⑦サテライン予備校受講者数累計 120,000人 ・・・ 平均 324名/校

  全受講者数累計 650,000人


○放映CH数 8CH

○代ゼミ放映校舎数 27校舎

○送受信拠点 827ヶ所

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一方、東進はパンフレット等に10万人と謳ってあるが、東進ハイスククール+東進衛星予備校

であると考えられるが、それでも、1年間、100名/校を超える受講生数となる。

財務諸表から、割り出しても、あの高額費で有名な東進が、逆に1人あたり単価が20万以下となり、

妥当性に欠けるが、10万人とは、四谷大塚、イトマン、PCスクール等々含めてとしか、理が通らない。

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詳細な計算は、其々の法人に聞くしかないので、これ以上は言及は出来かねる。

河合サテライトはホームページ情報量が少なく、財務諸表はリアルタイムでないため、

分かり難いところである。駿台も然り。河合塾マナビスはホームページに詳細に記載が

あるため、解説は不要でしょう。



この5年で、市進ウイングネット、秀英予備校ネオスタディー、さなるアットウイルが

スタ-トし、大手(上場企業)では、有名である。


タブレットを演習に使い、授業スタイルは、更に次ステージに移る。

映像授業を塾にあることは大半がありふれた事実となっているが、生授業がなくなることは

ありえない。今、人が携わる映像指導授業が目指されているのではなかろうか。

教育の原点は、「人は人によりて人となる」である。


GES総合教育研究所
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人重視型映像授業を使い、次世代型塾形態で指導しているGES進学
・河合サテライト(CGを使った授業)
・市進ウイングネット(100%黒板授業)
・秀英ネオスタディー(100%黒板授業)
・さなるアットウイル(CGを使った授業)




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