思う存分泳ぎ回り満喫したジョージ一家
お腹は空いているのだが夕食にはまだ時間がある・・・
灼熱の太陽の中ペンションに帰って来たジョージ一家
もちろんこの場面でキンキンに冷えたビールが美味しくない訳がない
グビグビとビールを一気に喉に流し込むジョージとカレン
プッハ~ッ!!
アッと言う間に一本、二本・・・三本と・・・
「そんなに飲んで二人共大丈夫?」 不安そうな気持で顔を覗き込む王子
「ん~ 大丈夫だよ!」 「たまにだから・・・ね た・ま・に・だから」と答える
ジョージとカレン 嘘つけ!!
でも序曲はこの時・・・・・既に始まっていた・・・・
夕食の時間になりレストランに行くのだが
すきっ腹で飲んだからなのか少し酔いが回っている・・・
二日目の夕食も美味しかった記憶がある・・・ん?記憶?
席に着いて「お飲み物はいかがいたしますか?」
当然の如く聞いて来るウエイトレス
「はい、まずは生を二つ」 答えるジョージ
これも、あっという間に飲み干し
せっかく沖縄に来たのだからと泡盛(35°)を注文・・・しかも一升!!
泡盛片手に食事も終わり、かなりご機嫌になって来たジョージとカレン
何がどうして?そうなったか?はハッキリと覚えていないのだが・・・・
スタッフも手持ちぶたさだった様なのでチャンスと思い
「もう仕事は終わりですか?良かったら、一緒に飲みません?」
ジョージの何時もの癖である
いつの間にかコックさんとアルバイト三人の人達とジョージとカレンそして王子の
6人でかなりの盛り上がりをしていた
話した内容まではあまり覚えてはいないのだが とても楽しかった事と
みんなのゲラゲラ笑っている顔だけはハッキリと覚えている
とても嬉しかったのはアルバイトのお兄さんお姉さんが
王子の話もちゃんと聞いてくれて受け答えをしてくれていた事だ
いくら中学二年生とはいえ子供の話に付き合ってくれていたのだ・・・感謝です
(王子はもちろんお酒は飲めないので、コックさんから教えてもらった
シークワァーサーとガムシロのカクテル風を何倍も飲んでいました)
一升瓶を殆ど飲み終えようとしている時
kずさんから一言「明日ダイビングをされるんですよねシュノーケリングなら
大丈夫だと思いますがダイビングをされるならあまり飲まない方がいいですよ」
この言葉で目が覚めたジョージ そうだ!思い出した!!
ダイビングライセンスの講習会の前の晩に調子に乗って
朝方3時ごろまで飲んでいて講習会当日に大変な思いをしたことを・・・・
寸前で同じ過ちを犯すところでした
ジョージ一家はまだ盛り上がっている人達を横目に見ながら
後ろ髪を引かれる思いで部屋に帰りバタンキュー
夜中の2時頃だろうか・・・ふと目が覚めると横に寝ているはずのカレンがいない
ん? 「あートイレか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それにしても長いトイレだ
ジョージもちょっと行きたくなって来た
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・待てど暮らせど出てこない??
あっー! もしかして!!
そうです何とカレンは酔っ払ってトイレで寝ていたのです あっちゃー
そりゃそうだよね35°の泡盛を実質4人で一升空けたんだから・・・・
当然の如く次の日のカレンは苦しい思いをしていました
なんせその日は楽しみにしていたボートシュノーケリングの日なんですから
(これがまた追い打ちを掛けるようにボートが揺れたのよ)