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韓国ドラマ「トレーサー」イム・シワン、長期間の撮影が終わって燃え尽き症候群に“ゾンビのように過ごした”

2022-04-24 09:52:40 | 日本ドラマ DVD
「トレーサー」は、誰かにとっては裁判官や検事よりも恐ろしいところである、国税庁のいわゆる“ごみ置場”と呼ばれる租税5局に転がり込んだ主人公のなりふり構わぬ活躍を描く痛快な追跡劇だ。韓国で放送された「トレーサー」の最終回は、1分当たりの最高視聴率が12.5%まで上昇した。首都圏世帯の視聴率は9.8%まで上がり、自己最高視聴率を記録、全国視聴率は9.0%を記録した。

 

2017年に韓国で放送された「王は愛する」以来、約5年ぶりにMBCドラマに復帰することになったイム・シワンは、主人公ファン・ドンジュ役を演じた。劇中でファン・ドンジュは過去に大手企業の裏金を管理していた業界トップの会計士で、今は国税庁中央支庁租税5局のチーム長だ。業界を牛耳る優れた実力はもちろん、持ち前の図々しく堂々とした姿で痛快なシーンを届けてくれた。

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2010年、アイドルグループZE:Aのメンバーとしてデビューしたイム・シワンは、俳優に転向し、実力派俳優として認められている。ドラマ「太陽を抱く月」「赤道の男」「トライアングル」「ミセン-未生-」「王は愛する」「他人は地獄だ」「それでも僕らは走り続ける」、映画「弁護人」「戦場のメロディ」「ワンライン/5人の詐欺師たち」「名もなき野良犬の輪舞」などに出演した。特に、映画「名もなき野良犬の輪舞」と「非常宣言」ではカンヌ国際映画祭を2回も訪れるなど、俳優として強い印象を残した。

 

除隊後さらに飛躍しているイム・シワンは、「トレーサー」を通じてもう一度“実力が認められた俳優”として地位を固めた。「トレーサー」に出演した彼は「ご覧になった方々に楽しく見たと言われて安心しました」と、放送終了の感想を伝えた。

 

「トレーサー」の撮影を終えたイム・シワンは、「今回のドラマを半年以上撮影していました。準備期間を含めるとさらに長い時間を『トレーサー』と一緒に過ごしました。そして時間が経って緊張がほぐれたようです。燃え尽き症候群なのか、何もせず数日間ゆっくり休みました。ずっとゾンビのように過ごしていました」と近況を伝えた。

 

「燃え尽き症候群」について尋ねると、彼は「燃え尽き症候群になるのは当然かもしれないです。考えてみたら、除隊した後、3年ほど休まず作品に出演してきました。やっと休めるようになったので、緊張感がほぐれて燃え尽き症候群になったのではないかと思います」と説明した。

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