パンクなラブコメ「ブスと野獣」フジ土ドラ枠に新風

フジテレビ系の土ドラ「ブスと野獣」（土曜後１１・４０）が８月１日からスタートするが、この作品でプロデューサーデビューするのが、同局ドラマ制作センターの池田拓也さん（２９）。５年間アシスタントディレクターとして「ＨＥＲＯ」「医師たちの恋愛事情」などに携わり、今回一本立ちした。

 

　「土ドラ枠で“無謀なドラマを作りたい”と強く思っていた。ほかの枠はきれいな人たちばかり。そんなフジがブサイクな２人で“美女と野獣”ならぬ“ブスと野獣”。オリジナルで有名人は出ない。見た目にコンプレックスがある、しかし清潔感のある人と決めていました」

 

　さすが、初プロデュース。「打倒！『恋仲』（月９）」と冗談まじりに宣言してしまうほど気合は十分だ。Ｗ主演となる２人は、俳優の矢本悠馬（２４）と女性お笑いコンビ、おかずクラブのゆいＰ（２９）。
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　「普段、引き立て役に徹している人たちが主役になったら“まだ見たことのないドラマ”が作れると思い企画した。どこか憎めないコミカルな演技に定評のある矢本さん、今年大ブレーク間違いなしのゆいＰさん。そしてドラマが目指す“パンクなラブコメ”の世界観を表現してくれる主題歌はサンボマスターさんしかいないと思い、熱烈ラブコールさせていただきました」

 

　今まで一度も恋人ができたことのない大学２年生の男女。２人の共通点は、自分のルックスを顧みず、ともに“面食い”であること。やがて恋に落ちた相手はお互いの親友・・・逢沢りな、成田凌が演じる美男美女だった。

 

　初主演に大喜びの矢本は「誰もが応援したくなるドラマになればいいと思う。世界中のブサイクたちに勇気を！」、ぽっちゃり女芸人として人気急上昇中のゆいＰは「世の中はきれいな人ばかりでないから、人生はみな自分が主役だよ、ということをこのドラマから感じてもらえればうれしい」とそれぞれ話している。

 

　サンボマスターの主題歌は「時間をとめるラブソング」。ナレーションを村本大輔（ウーマンラッシュアワー）が担当するのも話題だ。
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