芸優の活動/雑談日誌

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見た目一発!

2007-10-06 21:44:33 | お知らせ・告知

管理者です。

ドラマや映画の仕事をしている中で必ず耳にする用語の一つ、「カット割」

基本的な話ですが一本の作品の中にはいくつもの「シーン」があり、その中にさらに「カット」があります。

 

※写真のカチンコを参照、「シーンNoカットNoテイクNo」のように書いてあります。

 

監督さんによっては1カットを無数に分けて撮影する人もいれば、1シーンあたり1カットで一気に撮る監督さんもいます。

ただし、どちらにせよ共通して言えることは…

1カット、1カットに意味があるということ。

画は非常に大切なものでバランスが崩れると、見ている方はなんとなく気持ちが悪い。

 写真を撮る人ならわかると思いますが、一つの物を写真で撮るときに画角やサイズや配置などを気にします。

たとえば、観光地で建物と自分を同じ写真に収めるとか、集合写真で全員がスッポリ画に収まるようにするとか、身近でも知らず知らずの内に画を考えています。

 それは撮影する側の問題ですが、

出演する側は少なくとも「被写体になる」という意識が必要だと思います。

エキストラに関してはすべてはまず見た目です。

芝居云々はその後です。

つまりまず、最初の1カット見て、どんな場所でどんなことが行われているかが判らないといけない訳です。

特に我々エキストラはまず雰囲気作りが仕事です。

雰囲気を作る為にはある程度のお芝居も要求されます。

●自分がその立場ならどうするか?

●自分が本当にその場にいたらどんなリアクションをするだろうか?

 ただそれだけ、考えるだけです。

 それを考えるだけでエキストラの仕事が楽しく感じます。

ぜひ実践してみてください。 それでは健闘を祈ります…