「痛いけど」
痛い
足の小指が痛い
じんじんと痛い
だけど誰にも言えない
恥ずかしいから言えない
バンカーショットの後
プロみたいに
ウエッジで砂を
叩いて落とす真似をしたら
小指を叩いた
その後は
バンカーに入ると
思い出す
もうやるまい!と思う
バンカーショットよりも
そっちのほうに意識がいってしまい
バンカーショットの怖さがなく
簡単に脱出した!
怖さより
痛さが勝った
バンカーは気持ち次第
「寝る」
今日はコースで思うように打てずに
悔しくて、
悔しくてたまらないから
コースの帰りに練習場へ直行した
ドライバーを持っても悔しい気持ちが残り
その悔しい気持ちでバシッバシッ球を打ち続けた
コースでは出ない良い球が連続して打てた
良い球が打てるとなんだかさらに悔しさがました
そうだよ!
それは練習でも無くただやみくもに打っているだけだよ
コースのミスショットの原因を冷静に分析していない
今の君はたくさん球を打ったところで何も得るものは無いよ
そんな時はゆっくり家に帰って明日に備えて寝てしまおう
人間は小さいものいくら太刀打ちしても自然には勝てない
明日は自分をあからさまにしてみよう
違ったものが感じ得られるはず
「みんなの後にボールを観よう」
一目散に、
我先に、
インパクトの前に
自分の打球が気になって顔が正面を向いてしまう
そんなに焦らなくていいよ
僕たちがちゃんとボールの行方を観ているから
ちゃんと最後までスウイングしようよ!
ナイスショット!とミスの差はそこにある
一目散に、
我先に、
インパクトの前に
自分の打球が気になって顔が正面を向いてしまう
そんなに焦らなくていいよ
僕たちがちゃんとボールの行方を観ているから
ちゃんと最後までスウイングしようよ!
ナイスショット!とミスの差はそこにある
「求めるものはナイスショットでは無い」
当たらないのであれば
当たるまで打てる練習レンジ
当たらなくても何も失うことの無い練習レンジ
当たらなければ当たるまで同じクラブを打ち続けることが出来る練習レンジ
コースと練習レンジの違い
それは
どれだけ一打に背負う覚悟
背負うスコア
背負う同伴競技者の視線
どれだけ背負うことが出来るかに限る
そのカギは
ナイスショットを求めるのでなく
どれだけミスショットを受け入れられる自分がそこにいるかによる
その受け入れがナイスショットを生む原動力