8ビートと16ビートは何が違うのか?

8ビートと16ビートでは叩き方にどんな違いがあるのか事や、4ビートとシャッフルビートの違いについても解説します。

8ビートと16ビートと4ビートの叩き方の違い

2021-12-17 10:45:36 | ドラムのビートパターン

8ビートと16ビートと4ビートは、それぞれ別の名前のビートパターンになっているので、全く別の叩き方をするような感じがありますが、実際には、叩き方はほとんど同じです。

ですので、この3つのビートパターンのいずれかを覚えれば、他のビートパターンもすぐに覚えられると思います。

8ビートの叩き方

8ビートは、ドラムのビートパターンの中でも、最も基本的なビートパターンです。

8ビートの叩き方を覚えれば、この後説明する16ビートと4ビートの叩き方も簡単に覚えられます。

8ビートは、ハイハットを一小節の間に8分音符で8回叩くビートで、バスドラムは1拍目と三拍目の表、スネアは二拍目と四拍目の表で叩きます。

8ビートの叩き方(譜面)
基本パターンの8ビートの叩き方

上の画像は、ドラムにおける譜面となっています。

「×」マークの音符が「ハイハット」を表していて、へ音記号で「E」(ミ)の音の位置にあるのが「スネア」、「A」(ラ)の位置にあるのが「バスドラム」です。

 

ドラムパターン ~8ビート・16ビート・4ビート(シャッフル)・4つ打ち (ダンスビート)・フィルインなど ~ (初心者でも作曲のやり方が分かる音楽理論) その 29

 

16ビートの叩き方

16ビートは、8ビートのハイハットを16分音符で16回叩くようにしたビートパターンです。

ですので、バスドラムとスネアは16ビートでも8ビートと同じタイミングで叩きます。

16ビートの叩き方(譜面)
基本パターンの16ビートの叩き方

ただ、8ビートと違い、16ビートの場合には、ハイハットを右手だけでなく、左右のスティックで交互に叩きます。

そのため、スネアを叩く箇所では、ハイハットを叩けなくなります。

16ビートではスネアの箇所でハイハットを抜く
16ビートではスネアを叩く箇所ではハイハットは叩かない

4ビートの叩き方

4ビートも16ビートと同じように、8ビートのハイハットを4分音符で4回叩くようにしたビートパターンです。

ですので、4ビートでもバスドラムとスネアは8ビートと16ビートと同じように叩きます。

4ビートの叩き方(譜面)
基本パターンの4ビートの叩き方

ただ、4ビートの場合、シャッフルビートやスウィングビートといったビートパターンで叩くことが多く、上の画像の様なシンプルな4ビートで叩くことはあまりないかもしれませんが。

とりあえず、これらのビートパターンを覚えておけば、他のビートパターンにも対応できると思うので、この3つの基本的なビートパターンは忘れないようにしてください。



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