京都へ行ってきたどす

今日は子供を実家に預けて、珍しく妻と二人で出かけました。
京都あたりをブラブラしようということで、出発です。


スタートは京阪電車の香里園駅から、電車に乗って京都方面へ
向かいます。

１番目の目的地は山科の山の手にある「毘沙門堂」という寺です。

毘沙門堂とは、七福神の一人である毘沙門天様が祀られている
お寺で、動く襖絵や紅葉で知られる場所です。


山科へ向かうにあたり、京阪電車の三条駅で乗り換えます。
ちょうど三条駅についた頃、お昼になったのでとりあえずランチに。
ランチの場所はもう、事前に決めてありました。
京都でのラーメン店ランキングではいつも上位に入っている「山頭火」へ。
一度、行ってみたかったんだっ。

何軒かフード店が立ち並んだ一角に山頭火はあるのですが、さすがに
人気店、待ちのお客さんが列をなしていましたので、その最後尾へ。
このフードエリアは、広い和風庭園を囲んで店が建っています。
なかなかキレイにしてあるお庭です。



いよいよ順番がまわってきて、お店へ。
待ち客の誘導などの手際がとてもよく、もうすでに席は決められていました。

私は、塩ラーメンとビールを。
妻は、チャーシュー塩ラーメンを。
昼間からビールなどと批判を受けそうですが、まあ、休日なんだしいいじゃない。



プッヘーうまい。
店内は暗い照明でジャズが流れ、店員さんは静かな対応でとてもお上品。
一見するとラーメン店というよりもバーのような雰囲気です。
しばらくすると、お待ちかねラーメンの登場です。



しっかりした味ながらコッテリ感が全くなく、とても食べやすいラーメン
でした。私は結構好きです。
ああ、美味かった。


さてさて、続いて地下鉄東西線に乗って山科へ向かいます。
山科駅は地下鉄・ＪＲ・京阪の駅が集合しているので、思っていたよりも
賑やかな感じでした。
駅から毘沙門堂まで雨の中歩いて行きました。傘をさして歩くのが面倒くさ
かったのですが、雨の京都道もなかなかいいものです。

入り口をに足を踏み入れると、急な階段を上り本入り口に到着です。




500円の入場券を払って、いざ本堂へ。（何で500円もするねん）

中には古めかしくも美しい、金色を基調とした襖絵や障子絵が展示されて
いました。
例のごとく、お年寄りの集団が見学に来られていたのですが、ものスゴく
楽しいのでしょうね、うるさいくらいに盛り上がっておられました。
風情もへったくれもない。（。。#）
挙げ句その方達、キャアキャア言いながら入ってはいけない重要な文化財が
しまってある蔵の方へ進入するもんだから、大きな音の非常ベルが鳴り響き
お坊さん達が血相変えて走ってきました。（ヤレヤレ）

そんなこともあったので、その一行とは離れて拝観ルートを変えて今度は
お庭の方へ。






まあ、そんなに驚くようなお庭ではありませんでしたが、まあまあ落ち着く
雰囲気のお庭でした。

もう少し進むと毘沙門天様の立派な絵が飾ってあり、正直私はこれが一番
印象的だったかも（笑）



一通り見終わって、また山科駅へ歩いて戻りました。

またまた地下鉄で三条へ戻り、疲れてきたなということで上島珈琲店という
ところで一休み。

まあ、しかし三条辺りはとても人が多いんですね。
特に、20代前半ぽい人と60代ぽい人と外人さんが多い街でした。
で、率直に感じたのはここらへん歩いている人たち、服装がとても個性的で
お洒落でした。

その後、三条から烏丸川原町あたりまでブラブラと歩くと、もう6時前です。

予約していた店へ向かうために通った高瀬川沿いの店々が灯りを点け始め、
町並みがとても情緒深く、ウットリしてしまいました。
しだれ柳が川のほとりで優しく揺れ、賑やかな街と見事に融合しており、
ああ、これが京都だよなぁっと改めて思いました。



さて、店に到着。楽しみだな、京都の料理。

まあまあ、雰囲気のいいお店でした。
つき出しがキノコと水菜のサッパリしたもので、嬉しかった。
（食べ終わった画像しかないところがサスガでしょ？）



特に美味しかったのが自家製豆腐と、エビ・旬菜の天ぷらでした。



これは自家製豆腐なんです。京風の薄口出汁に豆腐が浸かっている様子です。
天ぷらがくる頃には酒も進み、いいあんべえになってしまったので撮影し
忘れましたｗ

また来たいなと思える店だったので、当たりだったと思います。
気分良く店を出て、駅までの帰り道がまた現代的な京都らしい雰囲気が
漂っていて、とってもいい気分でした。



そこそこに予定を立ててその通りに動けたので妻も満足してたし、いい
一日でした。


また機会があれば、ご報告させていただきます。