園芸雑感

園芸を通して、大自然のすばらしさ、偉大さをかんがえていきたいと考えます。

ナナカマド

2005年12月28日 | 野の草花たち
凛と身の引き締まるような朝も寒さの中、ナナカマドの実が真っ赤に朝日に浮かんでいた。七回かまどにくべてもまだ燃え尽きないという先人の話、昔の人はよく言ったものだ。昔の人ほどものを良く知っているように感じる。現代人は情報の洪水の流れに流されているだけで、じっくりと植物を見る時間さえも失っているのだろうか。
ふと朝の寒さの中でそう感じました。

冬枯れのクレマチス

2005年12月23日 | 野の草花たち
植物たちの生命の営みを観察していると教えられることが数々ある。急いでみても仕方ない、すべて一歩一歩進んでいくものだから。
この冬の寒空のなかで、しっかりと芽を膨らませているクレマチスの花芽。確実に
来年の春の準備をしているのだろう。
厳しい冬があるから春が来るのでしょう。いつも即席で済ませている現代人に何かを教えてくれているように感じる。ちなみに今朝の温度-13度です。冷え込みました。日本中冷蔵庫ですね。

山アジサイ 富士の白雪

2005年12月19日 | 野の草花たち
ここのところの冷え込みは、一段と厳しく毎日身震いするほどである。どんどん押し寄せる寒波は容赦ない。そんな中で植物も静かな眠りについている。庭に昨年植えた山アジサイはどうなっているかと眺めてみるとしっかりと来年花を開かすために準備にかかっている様子で、しっかりと花芽をもって休眠しているようである。頼もしいものだ。

さくら草

2005年12月13日 | ガーデンの仲間たち
すっかり冷え込み、暖冬だったはずの12月は、いつの間には酷寒の世界
さすがにこれからの時期に目を楽しませてくれる植物は数限られてきたが、それでも可憐なサクラ草が心を和ませてくれる。
静かな趣のなんともいえない淡い24色のクレヨン塗ったような微妙な色合いの花弁がお気に入りです。

雪の中から顔が

2005年12月09日 | ガーデンの仲間たち
先週の日曜日こちらは雪でした。あたり一面真っ白!
これから春になるまでしばらく庭を見ることもないかと思っていたら、緩んだ雪の間からなんとクリスマスローズの白い花が顔をのぞかせていました。
なんだか久しぶりの感動です。ガーデニングの醍醐味ですな!!