Gardener Mind

お庭作りをしていくように、このブログを私の詩で飾っていきます。

I hope you remember me

2022-09-12 02:05:58 | Calendula

そんな先のことはどうでもいい

今でなければならないのに

 

あなたは私を

過去の人間にしようとしている

 

だからいつかになろう

悲しい台詞が湧いてしまう

 

どうして視界を曇らせるのか

私を

今、私だけを見るだけでいいのに

 

きっとあなたは私を忘れられない

けれども

あなたは私を手放そうとしている

 

だからいつかになろう

悲しい台詞が湧いてしまう

 

そんな言葉をいつか吐くために

あなたを失いたくない

 

I don't hope you remember me

I hope you want me

 


裸足で

2022-09-08 10:27:35 | Sunflower

手を伸ばし

掴むは空でなく

互いの愛しみを

 

愛しみを離さず目指しなさい

 

涙は枯れるまで流しておきなさい

そして靴は脱いでおきなさい

 

いつか輝く

穏やかな砂地を

踏みしめあう時がくるのだから

 

愛しみを離さずに

 

(※ 読み: ”空”…くう ”愛しみ”…かなしみ)

 


安い言葉であなたに狂う

2022-09-08 10:26:39 | Scarlet Sage

掻き乱される

触れても 触れなくても

 

あなたが私を狂わせている

ただ

もうあなたなしでは一瞬たりともいられない

 

さらに安い言葉で表現しよう

もうあなたなしではいられない

あなたなしでは

 

どっちつかずな態度は勘弁してください

 

掻き乱される

触れても 触れなくても

 

すべてが狂ってしまった

あなたに狂い

なにもかもが狂う

 

あなたがこれ以上動けないように

喰い尽くしてやりたい

 

そして私にとどめを刺してやるから

 


ひとこと

2022-09-08 10:25:40 | Morning Glory

もてあそばんといて。

 

それだけ言いたい

 


Help me!

2022-09-08 10:23:59 | Calendula

痛ぇ

全身が 心が 存在が

 

とにかく痛ぇ

 


削除申請

2022-09-07 08:10:19 | Calendula

そろそろ楽になりたい

難しい道を選ぶのはもうやめてもいいはずだ

 

あなたを除けよう

それだけで解放される

 

そんなこと知っていた

始めからそうしておけば

心底思う

 

けれども

私を操るものが許さない

何があってもあなたを手放さないのだから

 

なら私をこの世界から消すしかない

私を操るものごといっそ

 

私を消そう

この世界を消そう

私を消そう

この世界を消そう

 

私を

この世界を

 


見て見ぬふり

2022-09-07 08:08:53 | Calendula

欲してやまない

 

欲しているのものはたった一つ

たった一つ

 

知っているはずだ

そのたった一つを

 

すべてを投げ打ってでも

そのたった一つを

追い続け苦しみ喘ぐ

 

あなたは狡い傍観者

 


Some Day

2022-09-07 08:07:35 | Morning Glory

そんなもんが悠長に現れるとは思えない

希望なんかありゃしない

 

どうしろっていうんだ

まったく

 

この脳みそからごっそり消し去ってほしいね

そうしたら現れるかもしれない

 

”いつか”ってやつがさ

 


感電

2022-09-07 08:06:18 | Calendula

疼きが私を侵食していく

縛りつけられ身動きがとれない

 

あなたは僅かさえも触れようとせず

黙って私を見つめるだけ

 

涙が止まらない

震えながらひたすら泣く

 

あなたの悲しい視線を浴びながら

醜い姿を晒して

 

だから

早く果てさせてください

このままでは私は壊れてしまう

 

いや違う

すでにもう

壊れている

 

あなたの冷たさに犯され

完全に壊れていた

 

すでにもう

 

焼け跡にて

私の瞳孔は光を失う

 


スポットライト

2022-09-07 08:05:24 | Scarlet Sage

あなたを浴びて

踊り狂う

 

その身体に絡みついて

同化させる

 

どうかしてる

 

あなたを浴びて

踊り狂う

 

この舞台から

連れ去ってみせる

 

あなたを丸ごと

 


小雨かな

2022-09-07 08:03:57 | Morning Glory

今日は少し寒いから

あなたを纏(まと)って

暖かく外に出よう

 

ここにいなくても

纏えるから大丈夫

 

傘はまだ差さなくていい

湿って澄んだ空気を深く吸い込んでみる

 

そうして

歩きだす

 

ひとりで

 


書き置き

2022-09-07 08:03:11 | Morning Glory

そろそろ大丈夫です

ひとりで歩けそうです

私の残り香で偲んでください

それでは

 

あなたは虚空を見つめる

いつまでも

 

私は立ち去った

あなたのなかに穴を開けて

 


躊躇

2022-09-07 08:02:18 | Morning Glory

そうきましたか

いいですよ

それならそれで

 

では考える時間を与えましょう

 

いずれにしても

迎える結果は決まっているのですが

そうはいっても

考える時間は必要でしょうから

 

 

 

逃げようのない運命が大波となって

私たちを呑み込もうとしている

 

抗う術はない

せめて離れ離れにならないよう

互いをしっかりと括りつけ

 

あとは身を任せるしかない

 

 

 

それまでは考えあぐねていいですよ

 

そして

一緒に心ゆくまで溺れましょう

 


透かし

2022-09-07 07:46:02 | Morning Glory

見たくもないものまで見えてしまう

そんなことは頼んでもいない

 

どうして無遠慮なのだ

その理不尽さは何なのだ

 

はっきり言えばいいだろ

助けてくれと

 

優しく付き合ってやるほど暇じゃない

 

与えられるのを待つな

与えることを知れ

 

言ってやれるのはそれだけだ

 

あとは

慟哭に飛び込むか救いに飛び込むか

自分で選択しろ

 


無題

2022-09-07 07:45:03 | Calendula

奴が来る

足音が聞こえずとも分かる

 

この心臓をあっという間に覆い尽くし

渾身の力で握り潰そうとする

それを愉しそうにやるから質悪い

 

声を出せずに苦しむ時がまた来た

奴が来た

奴が

 

歪んだあなたの幻が

網膜にこびりつき

自分が誰だか思い出せなくなる

 

嗚咽が許しを乞う

 

奴に許しを乞うのだ