がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

小学5年生と行く秋の清里

2013年10月20日 | アウトドア
都内T小学校5年生のとあるクラス。このブログでは毎度おなじみ、3泊4日の自然教室です。

10月下旬の清里は秋真っ盛り。朝晩の冷え込みがそろそろきびしくなってくる頃。でも一年中で一番美しい季節かもしれません。



1日目

美し森にハイキング。秋空が気持ちいいです。紅葉はまだ始まったばかりといったところでしょうか。
5年生ともなれば、美し森程度の丘はヒョイとひと登り。




名物のソフトクリームに舌鼓。




寮に戻ったあとは、野外料理で夕食作りです。
夕方になって気温が低くなってきました。
薪での調理は、暖をとるにはもってこい。






この日は各グループで思い思いのなべ料理を作って、おいしくいただきました。



2日目

この日のメインイベントは、八ヶ岳県界尾根の小天狗までの登山です。

登り口のサンメドウズスキー場の上部ゲートまではタクシーで移動。

まずは30分の林道歩き。
歩き出しは少しひんやりとした空気を感じましたが、歩き始めてすぐに汗がからだを包み始めました。



赤岳がくっきりと見える登山道入口で小休止。
着衣の調節をして、いざ県界尾根へ!!




約50分の急登。
小学5年生にとってはかなりの急坂です。
でもさすが、毎年登山をしているこどもたち。
ネをあげる子は誰もいません。

順調に小天狗に到着です。


順調すぎて時間がたっぷり。
からだを冷やしてもいけないし、登頂のごほうびに、スタッフからあたたかいレモンティーを全員にサービス!




いやー、水が重かったけど、これで帰りは軽くなるゾ。

秋の八ヶ岳の空気を思う存分味わった八ヶ岳県界尾根登山でした。



3日目

この日はグループ別自由行動の日。
私が付き添ったグループ、まずは清里の森で思いっきり野遊び。






遊び疲れたところで、清里駅から小海線で小淵沢へ。




フィオーレ小淵沢でまたまた野遊び~。




自由行動にかかった費用は、電車賃のみ、というめちゃくちゃリーズナブルな、でもまさに“自由”な自由行動でした。


夜は、定番のキャンプファイヤー。

炎を囲んで、グループ毎のスタンツ大会。楽しいスタンツが炎に照らされると、より魅力的に見えますね。






もちろんわたしたちスタッフもレクリェーションを披露させていただきました。




エンディングは、このクラスのテーマソングになっている「友」。ゆずの歌ですね。今年のNHK合唱コンクール中学校の部の課題曲にもなっています。
来年の卒業まで歌っていくそうです。
こんな歌、歌ったら、最後は泣いちゃうよなぁ。



4日目

管理人さんとお別れする退寮式。
あらためて「友」を歌いました。

いつもアコースティックギターの私ですが、音楽の先生のキーボードと合わせるため、今回はエレアコです。
寮の食堂の壁に、子どもたちの声が響いて、からだ全体を包み込んでくれる感じ。






管理人さん、感動のあまり泣いてしまいました。


ドラマにならないようなありふれた光景も、一瞬一瞬、こどもたちの成長につながっている、そんな3泊4日でした。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいです 清里 (卒業生)
2014-03-02 23:40:35
まさか、この学校を卒業してから三年目にしてガメラをネットで見つけるとは....
懐かしい 清里
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