がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

八ヶ岳県界尾根の実地踏査

2011年10月09日 | アウトドア
毎年指導している小学五年生の自然教室は、八ヶ岳の県界尾根を目指すトレッキングが組み込まれます。今回は、今年初めてのスタッフを連れての実地踏査です。

スタートはサンメドウズ清里スキー場のカラマツロッジ近くのゲート。車をデポして、さっそく歩き始めます。今日も登山者の車がいっぱいです




はじめの50分は林道歩き。この季節だと、少し汗がにじむ程度。紅葉が始まりだしています。見頃は来週あたりかな?






登山口に到着して、小休止。連れてきたスタッフは、さすがに若手、元気いっぱいです。ここからは約60分の急登です



ルートは岩がゴロゴロしているため、大きな段差をエイヤッと乗り越えなければならず、小学五年生には結構キツイかも。でも約一時間の辛抱です

県界尾根に取りついた場所が「小天狗」。

樹林帯の切れ目からは、八ヶ岳の赤岳と横岳がドーン
振り返るとはるか下に清里の町が見えます。




せっかく県界尾根に取りついたのですから、もうひとつ先の「大天狗」まで行きたくなるのが人情というもの。

小休止をして大天狗を目指します。

しばらくはなだらかな尾根歩き。樹林帯の中を気持ちよく歩いていきます。

斜度が上がってきて少したつと、縞枯帯が出てきます。振り返ると歩いてきた県界尾根がよく見える、絶好なビューポイントです





ここまで来ると、さすがに息があがってきますが、大天狗はすぐそこです。

大天狗は、大きな岩が目印ですが、残念ながら視界は開けていません。ここを通過して登山者は赤岳を目指します。私も今年の夏に登りました。



ちょっと遅めの昼食。日陰にいるとあっという間にからだが冷えていきます。

冷えきってしまう前に、そそくさと下山開始。

今回の下山は、野辺山側に下ります。

小天狗から分岐を左に進んで10分。大きくルートが崩れているポイントが現れます。昔からなんですけど、修復される気配はありません。メインルートじゃないからなぁ。
実際に小学五年生を連れてくるときの注意点を、スタッフと確認していきます。



危ないポイントはもう一ヶ所。滑りやすい靴は要注意です。



ここを通過してしまえば、あとはひたすらくだるだけ。

「防火線の頭」まで来ると、景色が変わり、気分もリフレッシュ!!




志木市自然の家まで歩いて、今回の実地踏査は終了。
本番までに、どんな準備が必要か、スタッフと確認していきます。

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2 コメント

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お疲れ様でした! (ワンリキー)
2011-10-21 09:43:16
膝のことは触れていませんでしたが、その後は大丈夫ですか??(;´Д`A
いよいよ明日から行ってまいります。最近ニュースにもなっていましたが…引率指導、責任を持って遂行いたします。
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大丈夫! (がめら)
2011-10-21 16:35:56
この日は、引率じゃないから、と油断しました。本番はもちろん大丈夫でしたよ。
やっばり、ジャンパー膝用のベルトと、トレッキングポールは必須ですね。
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