gallo44 絵日記

アニメーター吉田健一の私的blogです。
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DVDジャケット

2013年07月11日 | エウレカセブン
DVD1巻ジャケット
本編に出てくるバイクと実は結構変えてます。
棚に陳列された時を考えてシンプルな構成で描きました。




DVD2巻ジャケット
エウレカの髪型をかなりつかんだ頃に描いたもの。
DVDのジャケットでは「背景を描かないというコンセプト」でスタートしたのですが、
2巻目で早くも無視しちゃいました。(僕が)




DVD4巻ジャケット
かなり苦戦した絵です。
2日くらいかかりました。
本当は視線をお客さんに向けたかったのですが、
エウレカ同様そっぽ向いちゃいました。
背景は血のイメージです。




DVD6巻ジャケット(下書きver.)
スカブ地球のデザインは実は僕です。
(ラフで描いたものを美術監督の永井さんに完成して貰いました。)
大地と海のバランスはイスカンダルの逆。(うろ覚えだけど)
イスカンダルがわかんない人は調べてね。




DVD7巻ジャケット(特効未処理ver.)
チャールズの指毛に注目!
気に入ってます。
この二人、あまり描けなかったのが心残りです。

この巻では『1巻に一人ずつというコンセプト』を無視してます。




DVD8巻ジャケット
この巻から『全身を入れるというコンセプト』も無視してます。
この辺までくると、決まり事は全て無視する方針になってきました。

30話ラストのブルースターの花は、絵コンテにはありませんでしたが、
より意味合いを伝えるため総作監時に僕の方で追加。
描き納めのつもりで、このバージョンで描きました。




DVD10巻ジャケット(バックのロゴ無しver.)
確かこの巻はデューイのはずだったんですが(ラフもあります)
清書する時に心変わりしてこの4人に変えました。
バンダイビジュアルビックリ!!?
横書きについても何も知らせず、いきなり納品しちゃいました。
まぁ,要するにベリーショートのエウレカを ジャケットにしたかっただけかもしれません。
もうこの辺になるとバンダイ側もあきらめモードでした。

ごめんなさい。

ちなみに絵のサイズですが、ラフを描く時点では実際のDVDケースと同じサイズでレイアウトを描いてます。
キングゲイナーの初期の頃は、細かく描きすぎて『ちっちゃくてよく見えない ジャケット』になってしまった反省からです。
でもよく見ると、7巻と8巻のジャケットはサイズを間違って描いてます。
いい加減なんですね。




DVD12巻ジャケット
本当はドミニク&ガリバーでした。
直前にまたも変更。
要するに女の子が描きたかったんですね。
この絵以外と評判いいみたいですね。
素足かな?




DVD13巻ジャケット
最終巻は僕のイラストでしめるという方針が決まってました。
本当は他の巻はキャラ一人ずつで最後だけレントンとエウレカのツーショットとなっていたのですが
僕がことごとく約束事を破っていったので、考えたあげくこの絵になりました。
今思うと最初に提案した(採用されなかった)宣伝ポスター用イラストの構図に似てるなぁ。
そうか、最初からこういう気分でエウレカセブンをとらえてたんだな。




シャングリ・ラ挿絵(7~10話)

2013年07月11日 | シャングリ・ラ挿絵
シャングリ・ラの絵は、最初マーカーで描いており三回目から初めてデジタルで彩色しました。
なのでPCでの塗り方を色々試しながら描いたイラストたちです。

最終回の絵は、刊行される本のカバーとしてニュータイプの付録につきました。
持っていて付け替えてくれてる人もいるのかなぁ~。
いい経験させていただきました。




















シャングリ・ラ挿絵(1~6話)

2013年07月11日 | シャングリ・ラ挿絵
池上永一さんが2004年にアニメ雑誌ニュータイプに連載した小説の挿絵を担当しました。
僕にとっては初めての小説イラスト。
といっても、その後ありませんが(笑
とても難しかったです。
当時、エウレカセブンの準備と被っており個人的には「アニメ雑誌に今のうちに絵を売っとくと得策だよな」などというスケベ心もあったので、それなりに頑張って描かせもらいました。
シャングリ・ラはその後、漫画やアニメに展開しています。
本になる際、アニメコミック部門から出すか、文芸部から出すかで角川内で色々あった様ですが、結局文芸が勝った訳です。
と言う訳で、このイラスト群は完全に抹殺される事となりました。(笑
なので、自分で載せてます^^
許可得てませんけどね。
マズかったら角川の人言ってください。(10年ちかくさらしてますが言われてませんw)
ちなみに当時小説の担当をしていた編集の水野君は今ニュータイプの編集長になっています。
すげえな!水野くん!