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やさぐれ拳士の稽古手帖

故合って少林寺拳法に転籍した四十雀拳士。
日々の稽古で気がついた点を気ままに書き遺しておきたい。

義和拳第二系考察

2012-10-08 20:41:02 | 単演型考察

(一)(二)(三)千鳥に入りつつ、内受け、中段逆突き、逆蹴り復位。
(四)(五)順差退りして下受け順蹴り。

義和拳第一系が攻撃から始まるのに対し、第二系は受け技から始まる。
相手の上段直突きを千鳥入身し、内受けしてからの中段逆突と逆蹴りの連撃、つまり内受突蹴り。
復位に際して中段に生じた隙に乗じる相手の中段攻撃に対し下受して順蹴りで蹴り返す。

義和拳第一の仁王受けが上段を防御しているのに対して、第二系では中段を下受けで防御してる。
当然、フォームは後流水に近くなるだろう。

反転身しながら4方向だから、左前1回、右前からが3回となる。
もしかしたら主に開構えからの攻防を想定している?

義和拳第一系のように、廻し蹴りに置き換えるなどして稽古するのもよいだろう。
できるだけ区切らずに、一挙動で行うと、第一系同様カウンターの稽古にもなる。


…例えば天王拳の突天一。

上受けした後に、同時受けしながらカウンターで蹴る。
もし蹴りがワンテンポ遅れたらどうなるか想像していただきたい。

恐らく下受け順(廻)蹴りの恰好の餌食となるだろう。

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